2025年02月23日(日)
つば九郎のこと その4
衝撃によって抉られたこころの生傷に、うっすらとかさぶたができてきた。
剥がれたり、再生したりを繰り返しながら、涙が出る回数も減ってくるのだろう。
今日でスタッフの方が旅立って1週間。
あのイメージのまま、つば九郎はどこかに旅立ってしまった。
SNSに掲載されていた救命活動が球場にいる観客やスタッフの前で行われていたら、あんなにみんなが大事にしていた「つば九郎」のままで旅立つことは、おそらくできなかったろう。
あのイメージのまま旅立ち、いつまでもいつまでも変わらないでいられるつば九郎。
追悼記事や追悼ツイートを読むと、つば九郎とスタッフに齟齬はなかったようで、つば九郎そのものだったらしい。
直接関わりがあった人、なかった人が同じ熱量で悼んでいる。
こんなの初めてではないだろうか。