つらつらきまま


2003年05月24日(土)
チープな気分にさせないで〜東京1日目

ANAで出発。
 そしたらANAの機内放送11chではスガシカオをフィーチャーしている!
 (おぉ〜、幸先良いやないの)
 と思いウキウキしてイヤホンをつける。
 
 スガシカオは良い歌を唄っていた。
 当たり前だけど。
 ところが唄ってて
 (こっからが良いんよね〜)
 と思った途端に

 「ご登場予定のサトウ様、サトウ様。いらっしゃいましたら…」
 とか
 「ヤマダ様、ヤマダ様はおられませんか」
 とか。

 (定刻通りに来れんようなやつ置いていけ!)
 とぷんぷんしてたら

 「本日の機長はスズキ…」
 と機長が自己紹介を始めた。

 (スズキさんだろうが誰だろうがどーだっていい!)
 と呪われたようにブチブチ切れるスガシカオ番組を気を取り直して聞いてたら間髪入れずに
 
 「重ねまして…」
 とどーでも宜しいような機内販売の説明まで始まってしまった。
 いっぺんに言ってくれ…。
 
 で、羽田に着いたらANAやのに到着口までバス移動なので更にテンション下がる。
 ちょっとゴージャスな気分になりたくてSKYじゃなくてANAを選んだのに。

色々電車やら地下鉄やら乗り継いでホテル到着。
 国立演芸場近くのホテル。
 昼食の店を探しがてら国立演芸場付近を散策。
 見るからに歴史も風格も漂うどっしりした感じ。
 外見は好きな感じだなぁと思った。

 フラリと入った蕎麦屋は女性には小倉アイスのサービス付き。
 実は生まれて初めてせいろを頼んだ私。
 まず、どれにつけて食べて良いのか分からず。
 (…このお椀に蕎麦つけて食べるのかなぁ)
 とちょっとドキドキしながら食べる。
 美味しい。
 (おぉ〜、流石江戸や〜ん)
 と思いながら食べてたら
 「蕎麦湯です」
 と蕎麦湯が運ばれて来た。

 いよいよもって困る。
 (…飲むのか?それともつゆをこれで割るのか?)
 と困惑。

 今まで生きてきた中で蕎麦湯に関する知識を頭の中で必死に検索。
 しかし頭に浮かんだ“蕎麦湯”に関する言葉は
 「蕎麦湯を下さい。蕎麦湯が良いんです!」
 と昔懐かしい3年前の「ピストルモンキー」の虹子のセリフぐらいだった。
 思い出したところでどうにもならない。

 結局蕎麦湯はそのまんま飲むということが分かったので飲んだ。
 1杯で私は良いなぁ…という感じだった。
 ラーメン圏に住んでることを実感。

江戸の美味しい蕎麦を食べた後、新宿へ。
 営団どうし乗り継いだら新宿に行くのは案外安い。
 都営と営団の違いが初めて分かる。
 余談だが半蔵門線の「駆け込み注意!」のキャラクターは出来が悪いノンタンに似ている。

 ルミネに着いて芸人図画工作展を見る。
 汚れ系とかスベリ系の人に限ってメチャメチャ上手い作品を出品していたような。
 プロフィール欄には「学生時代美術が5」とか「コンクールで賞取った」とか書くのに1人
 「最近引っ越しました」と全然芸術に関係無いことを書いていた大上さんだった。

 大上さんは裸で駆け回ってる自画像(?)。
 松口さんはメスライオンの写真。
 修士さんは自分フィギュア。オマケに小堀さんの首か頭。
 小堀さんは折り紙で作った動物園。
 小堀さんが作ったのが夢がありすぎて意外だった。

 私が関東に行く時には名前がよく出る「お姉さん」とチハラトークに行く前お茶をする。
 初めて会った頃はハリガネのことばかり喋っていた私達だったが最近はカリカについて話すことが多い。
 「最近もしかしたらカリカに風が吹き始めてる気がしません?」みたいな。
 
 チハラトークは多々ツボに残るフレーズがあった。



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