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2002年11月15日(金) |
40代絶望独身男性は全国で1375万人 |
15日付の朝日新聞『くらし』欄に今度は「白馬の王子様探して」と題し、40代未婚女性から見た40代独身男性の印象を記した記事が載っていた。
一読して思う事は、女性がこれだけ社会的地位や経済的自立を獲得出来る時代に成ったにも拘らず、結婚相手に対しては相変わらず古典的な「抱擁力」を求めている事だ。
常に優しくて、リードしてくれて、悩みも聞いてくれて、経済力もあって・・。 でもそんな男は即婚者ばかりだと・・。
当たり前だ。
女性が社会的地位を獲得した分、落ちこぼれてくる男性が増える訳だから、余ってる男性は頼りがいのない者ばかりになる。女性達の恵まれた地位がそういった男性の犠牲の下に成り立っている事に彼女たちは気が付いていないのだ。
だから、そういう地位を獲得した女性は、社会的義務として、自らが蹴落とした男性を救済するためにも、そういった頼りがいのない男と結婚するのが当然であろう。
ところがこの記事に記されている40代独身女性は、相変わらず結婚相手に頼りがいのある男を求める。 無い物強請(ねだ)りも甚だしい。 男性と食事に行ってもエスコートしないとか無計画過ぎるとか、自分の意思を示さないとか、女性に頼り過ぎるとか不満を言う女性がいるがふざけるにも程があろう。 美味しい料理の店とかの情報は、最近は女性の方がよほど詳しい。情報を持っている方に頼るのは当然であろうし、メニューだって女性に決めてもらって何が悪い?お代を支払う経済力だって女性の方が上だったりする。 自分の話をもっと聞いてほしいと不満を漏らす女性も多いと聞くが絶望独身男性にそんな余裕などどこにもない。 それともルックスがジャニーズ系やベッカムクラスでないと聞き手上手の範囲に入らないのか?彼等ならただ頷いているだけで「聞き手上手」な優しい男性だろうが・・。
いずれにせよ、空想世界に付き合えるほど男性には余裕がない。 むしろ男性を「介護」してあげるという意気込みがなければ結婚は有り得まい。 それがいやなら一生独身という選択肢しかない。
因にこの記事によると2000年国勢調査で未婚の40代独身女性は全国で612万人。それに対して40代独身男性は全国で1375万人だそうである。
希望はどこにもない。
絶望皇太子
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