transistasis
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2002年10月11日(金) 銀行に死を

耳にタコ。

また東京株式市況の株価が下がって日本経済の危機云々とメディアは騒いでいる。
曰く「銀行の含み益が株価急落で消えてしまい、不良債権がますます膨らむ」
曰く「景気が冷え込み、デフレが加速される。政府は早急に対策をとれ。土地の流動化を促進せよ」

いい加減、この痴呆老人の寝言のような戯言を聞かされるのにはもう辟易した。

よいか。
この情況で困ってるのは1980年代末から1990年初頭のバブル景気という邪教徒が仕掛けた博打詐欺にまんまと引っ掛かった「愚か者」だけだ。

その「愚か者」の仕出かした様々な悪行にどれだけ善良な日本人は苦しめられてきたか。
狂騰した地価のため先祖代々の土地を追われ、地域社会は破壊され、モラルと誇りは打ち捨てれ、美しき未来への希望は失われた。
その代りに、堕落と不道徳と犯罪と絶望がまき散らされた。

救いのない程にこの日本は汚物塗れにされたのだ。

その下手人こそが、銀行であり、土建屋であり、不動産屋という「愚か者」だった。
私利私欲のためにありとあらいる悪行によって汚物をまき散らし、神聖なる大地を換金し、拝金主義による破壊活動を行った。

その結果がこのありさまだ。

「愚か者」の悪行によって善良な市民から吸い上げた富はすべて、邪教徒の懐に消えた。
「愚か者」共はまんまと騙された訳だ。
邪教徒に怪し気な壷を掴まされ、それが罠だと気が付いた時にはすでに遅し。
借金塗れにされてゴミのように捨てられた訳だ。
お陰で日本は没落の一途。

この責任は万死に価する大罪だ。

そんな連中を救えだと?
冗談にも程があろう。
日本をこんな姿に貶めておきながら、やれまた土地の価格を上げろとかバブルのような景気対策をやれだと言える立場か?
「愚か者」に与える褒美は景気対策ではない。

死だ。

死してこの悪行の責任を取ってもらわねばなるまい。
銀行は国営銀行一つ残し後は全て解体。土建屋、不動産屋も同様に全て解体だ。
そして当時の責任者は全て処刑だ。

これが「愚か者」が取るべき責任というものだろう?

もはや、土地とか株などという本来換金し得ない「幻」の富に縋る時代は終わったのだ。
全ての価値観は変わろうとしている。
ブレイクスルーが起こりつつある。
考えてもみよ。
デフレで困るのはその「幻」の富に縋った者だけだ。
「幻」は「幻」に帰すのが本来のあるべき姿。
そんな「幻」に惑わされた愚か者を救う義理は何処にもない。

「愚か者」はさっさと野垂れ死ぬがよい。


絶望皇太子