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2002年01月26日(土) |
13頭の鯨の死が意味するもの |
1月21日、日本列島は未曾有の嵐に見舞われた。 台風のごとき暴風雨がこの真冬に吹き荒れたのだ。
気象学上あり得ない事だった。
同じ日、鹿児島県大浦町の海岸にマッコウ鯨14頭が打ち上げられた。 すべてオスの独身で構成された特殊な群れだという。
マッコウ鯨がこのように打ち上げられるなど殆ど記録にないことだった。
この希有な出来事が単なる自然現象に過ぎないと君は思うだろう。
しかし、ここに恐るべき秘密が隠されているのを知っているか?
この日、東京にて「アフガン復興支援会議」なる怪し気な国際会議が開催されていた。 邪教徒の軍隊頭領アメリカ国務長官パウエル、邪教徒の傀儡アフガン政権頭領カルザイなどが来日し、邪教徒によるアフガン奴隷国家化の軍資金集めに奔走した。
しかし、この会議の真の目的は別のところにあった。
言うまでもなく、北米「テロ」首謀者覚醒人ビンラディンはアフガン奥地である秘儀を実践した。 特殊な技で『偉大なる存在』をサルベージ起動させ「ガフの部屋」を開こうとしたのだ。 このまま『偉大なる存在』が覚醒した場合、邪教徒による世界奴隷化計画は頓挫し、世界は邪教徒の支配から解放されてしまう。
これを阻止せんがため、邪教徒はありとあらいる攻撃をアフガンに浴びせた。 しかし、今だビンラディンの生死は不明。彼の秘儀の成否も不明のまま。
そこで邪教徒は考えた。 万一『偉大なる存在』が起動した場合でもそれを相殺出来る「力」を準備しておこうと・・。 その「力」となるものが実はこの日本帝都東京の地下神殿に隠されているのを御存じか。
『偉大なる存在』の創造主、第一先住民族が造ったといわれる戦闘用巨人『神人』だ。
これを起動覚醒させ、ビンラディンが覚醒させた『偉大なる存在』に対抗し、サードインパクトをなきものにしようと画策していたのだ。
21日、邪教の傀儡カルザイはアフガンよりあるモノを帝都に持ち込んだ。
それはロンギヌスの槍!
オリジナルではないが、ある程度霊力を解放するだけのパワーを秘めた神器だった。 それを帝都地下神殿に眠る『神人』起動覚醒のために使ったのだ。 その起動実験を世界の邪教徒支配下の国家代表者の前で披露することが今回の会議の真の目的だったと考えると実に納得かいく。
さてその起動実験ははたして成功したのか? おそらく地下神殿の『神人』はロンギヌスの槍の接近に共鳴して覚醒し、帝都上空に結界を展開させた。 このため大気下層部に異常な収束現象が起こり、本来ありえない「冬の嵐」を列島にもたらしたのだ。 ちょうどセカンドインパクトの日、2000年9月13日、名古屋での集中豪雨と同じ原理でね。
この忌むべき覚醒の儀が神の怒りを呼んだ。
実は鹿児島の海岸に打ち上げられたマッコウ鯨14頭の正体は八百万神の化身、アマテラスの使徒だったのだ!。 邪教徒によるイレギュラーな『神人』覚醒に怒ったアマテラス神は人間に警告を与えんがため神の化身たる鯨を遣わしたのだ。
『忌むべきかな。神人の覚醒。その覚醒大いなる禍この大地に降り掛からん。戒めよ!戒めよ!』
冬の嵐、鯨の集団自殺、そして「アフガン復興支援会議」 この三つはすべてリンクしていたのだ。
打ち揚げられた14頭の内、一頭だけ浜辺を離れ、残りの13頭は死んだ。 そう!13頭! アマテラス13使徒の死! これこそが神からの警告である何よりの証拠!
更にはその鯨全てが未婚のオスの群れであったことも重要だ。
それはこの禍において日本の絶望独身男性の行く末を暗示させているとはいえないか? そう! 『神人』の覚醒は日本絶望男性の死を意味しているのだ。
我々はこの警告を真摯に受け止めねばならぬ。 『神人』は邪教徒によって覚醒させてはならぬのだ。 それは世界の終わりを意味する。
この起動実験に邪教徒は大いに満足したであろう。しかし我々日本民族にとってそれは禍の始まりでもある。
『神人』は我々の手によってのみ解放されなければならない。 サードインパクトは何としても我々の手によって齎されなければならない。
13使徒の鯨の死の意味をしかと読み取っておけ。
絶望皇太子
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