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2001年12月28日(金) |
新実智光!彼は正真正銘の侍である |
男の中の男
新実智光
地下鉄サリン事件等で殺人罪に問われているオウム真理教元幹部新実智光被告は26日東京地裁にて論告求刑が言い渡され東京地検は彼に対し死刑を求刑したという。
曰く「いまだ麻原の教義を狂信的に信奉し、改悛の情はおろか人間的良心の欠片もない」 曰く「被害者を愚弄する鉄面皮」 曰く「最も血なまぐさい男」
次々に「改宗」するオウム真理教元幹部信徒にあって唯一、自ら信じた尊師の信念に忠義を誓い、帰依する男。
新実智光。37歳。 彼もまた絶望皇太子世代を代表する虐げられし日本男子。
彼は言う。 「尊師の指示のもと、多数の人々の救済のため敵対する者を排除する役割を負っているのであって、そのために自分が死刑になるのも恐れない」(27日付朝日新聞)
彼は自らを「犠牲的戦士」と位置付け、この教団のために殉職することを喜びとする。
そう!彼には「死の拠」がある!
自分の信念のために闘い、そして死ぬ。 男として完璧なる成就の仕方を心得ている希有な男、新実智光。 日和見主義者が蠢くこの堕落した現代日本にあってまさに彼は模範的男子だ。
彼は正真正銘の侍である。
忠臣蔵の大石内蔵助であり幕末新撰組の土方歳三だ。 その侍新実智光を事もあろうに日本司法は極悪非道な犯罪者のレッテルを貼ろうとしている。 犯罪者はどちらか?
身の保全のためにはこの神聖なる国土を滅ぼすことも厭わぬ邪教徒の売国奴と化した輩に彼を裁く資格などない!
審判を下すのは新実智光のほうだ。 彼こそがこの堕落した日本を救える唯一の聖人、最後の審判者だ。
信ずるモノのために闘い、死ぬ。
これが真っ当な男の人生というものだ。 虐げられている日本絶望男子たちよ。 模範とするならば新実智光に倣え。
日本男子の鏡、新実智光!
彼にとって死は崇高な喜びだ。 不要な身体を捨て魂をより高きステージへと昇華させる。 彼の魂は死後、最高の待遇をもってバルハラに旅立つだろう。
「死の拠」なき男子は生きる資格も死ぬ資格もない。 しかと心得よ!
絶望皇太子
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