語学とアジアと趣味のつれづれ/英語&中国語ノート

2004年04月09日(金) 初心に帰る

無意識のうちにやっていて、後で思い返せばあれが自分にとって
よかったんだなぁと気づくことがあります。
それは、成功したダイエットの方法であったり、
勉強方法であったり、子育ての方法だったりするのですが・・・・。

なぜか英語がよく進歩していた時期のことを思い返すと、
あー、そうだ、あの時はアレをやってた!!と思い当たるんですね。

社会人になってから一番進歩した気がするのは、
英検準1級を取った20代のはじめ頃かな。
受付嬢として勤めていた英語学校の課長か誰かから、
「準1級をとりたいなら、高校生向きの文法書を100%理解しなさい」
と言われて、素直に取り組んでた。

それとは別に、英語を「カッコよく」話したいもんだから、
手元にある英語の読み物を声に出して読む練習をして、
恥ずかしげもなく何度もテープに録音して聴いては、
自分で自分の英語をチェックして・・・・
また練習して録音して・・・・の繰り返し。

当時のノートには、自分が言いたいことをびっちり英語で書き留めてあります。
スクールでの英語レッスンで話題に出たら言いたいなぁと思うことや
先生に聞いてもらいたいことを予習していたんですね・・・。

一方、アルクのタイムマラソンやスピーキングマラソンもやりながら、
日英&英日の翻訳講座も平行してずっと受講していた。
英文の科学雑誌や医学雑誌の定期購読を申し込んで、必死で読んでた。
今みたいにインターネットがないから、それよりほかに方法がなかったし。

仕事するようになった後のインプットを忘れて磨り減ってた時期のことしか
もう思い出せなかったけど、アウトプット一辺倒になっていた時期の
その前にさかのぼって、教材をチェックすると、けっこう地道だったし
お金もかけてたし、一心不乱だったことがわかります。

正しい勉強方法というのがわからないから、ただ思いつくまま、先生から
言われるまま一心不乱にやっていたんだけれど、
今はどうかといえば、一心不乱というよりも、ただの崖っぷち気分です。
崖っぷちのわりには、勉強量は当時に追いついてないなぁ。
1級を受けたいなあと言いながらも、準1級を受けにいった時ほど
やっていなかったんだ。

同業の先輩と自分を比べていたけれど、まずは過去の自分と比べるべきだった。


 < 過去  INDEX  未来 >


珊瑚 [MAIL]

My追加