内向的恐妻家の日記

   
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2005年05月02日(月) 修羅場 in メーデー

こんばんは、こうです。

連休前にひいた風邪は、一時は重篤化したものの、どうにか落ち着いてきました。

しかし、家族サービスをしながらも風邪と戦うというのは、予想以上に厳しいもので、
これだけで一冊のハウツウ本が書けそうです。

まあでも、私の苦労にはそれほどの価値もないでしょうから、印税生活の道は諦めて、
メーデーの時の日記でも書きたいと思います。

とても暑かったメーデーの日は、代々木公園での集会に参加しました。

一応、会社の人達が集まる場なのですが、家族の参加も可という事で、日当にひかれ、
家族3人での参加となりました。
(そんな場所につれを連れて行くのは、かなりの大冒険だった訳ですが。。。)

そして当日、家族連れで参加するという無謀な人はほとんどおらず、ちょっと後悔した
ものの、子供が皆のアイドルとなっていたのが救いでした。

そんな中でも、つれは相変わらずです。

そこらの見ず知らずの人に、私を無視し、勝手に話しかけます。


「どうも、うちのこうがお世話になっております。
 でも、どうせ友達もおらず、1人でポツンとしているんでしょ。
 さみしく昼飯とか食べたりしてるんですよね。」


「!!!」


なっ、何をおっしゃるんですか!!

いきなり、見ず知らずの同僚にそういう事を言わないで下さいよ。

言われた同僚も苦笑しつつ困っているじゃないですか。
(即座に否定しなさい → その同僚)

やっぱり、こういう場所に連れてくるんじゃなかった。。。

そんな後悔の念に1人浸っていると、私の前に、別な女性の同僚が現れました。


「こうさん、お久しぶりです。
 この子、お子さんですか。
 かわいいですね〜!!」


「ああ、どうもありがとうございます。」


その子は以前、深夜業務で付き合ってもらった子でした。(その時の日記)

こうやって会社の外で合うと、ちょっとしたオシャレもしてあったりして、何かいつもと
違う雰囲気にドキドキしてしまいますね。

そんな淡い感傷に浸っていると、戻ってこなくても良い人が戻って参りました。

そんなつれに気づいたその子は、すぐさま挨拶をしました。


「どうも、いつも旦那様にはお世話になっております。」

「いえいえ、いつもこうが迷惑かけてばかりだと思いますが、
 これからもよろしくお願いします。」



そんな一通りの挨拶の後に、この子どの子、という視線で私に目配せするつれ。


「あっ、ああ。こちらは、部署が違うけど、
 日頃のシステムの面倒を見てもらってる方です。」


「ああ!!
 あの、泊まりの仕事だった時に、朝まで二人で一緒だった人ね。」


「!!!」


な、な、な、、、、なんて事を。。。


その子も、つれも何にも気にしていないのに、そんな言い方したら誤解を招きそうな表現じゃないですか。。。

さすがに予想外のセリフを言われて、笑顔がひきつるその子。


「。。。あっ。。はぃ。。。そうですね。。。」


私は経験した事ありませんが、男女の修羅場ってこういう時の事を言うのでしょう。

その後はあまりよく覚えていないので、日記には書けません。すみません。

多分、極度に人間にとって都合の悪い出来事があると、人間の脳の防衛本能が出来事を
忘却の彼方へ放り去ってしまうのでしょう。

とりあえずその後は、NHKのスタジオパークに遊びに行った所まで、記憶がとんで
しまいました。

スタジオパークはすごい人だったものの、子供は大喜び、つれも童心に帰って遊ぶなど、
二人とも満足してくれたようで、体調が悪い中、二人を連れてきた甲斐がありました。

そんなこんなでメーデーは終わったのですが、帰ってからもつれがこんな事を仰って
おります。


「あの子、かわいかったね。」


言葉の意味はわからないのですが、何か裏があるのでしょうか。。。


何もやましい事はないのに怯える私を、神様、どうかいつか天国までお導き下さりませ。


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