内向的恐妻家の日記

   
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2005年04月08日(金) 人間ドック

こんばんは、こうです。

1日遅れですが、昨日の日記です。

私もとうとう節目の30歳を迎えたという事で、一昨日、人間ドックを受診してきました。

齢30にして、初めての人間ドックです。

いや〜、それにしても30にもなると、急に『健康』という2文字が心に重くのしかかっ
てくるものなんですね。

最近疲れがちで、少々健康に不安がある私にとっては、不安だらけの人間ドック受診でした。

それにしても、色々な検査を行ったのですが、やはりなんと言っても特筆すべきは、
上部消化管X線造影でしょう。

色々な所でネタにされるように、私も初めてバリウムを飲み、ぐるぐる回されてきました。

巷でよく聞く、バリウムは不味い、という評判を元にわくわくしてバリウムを飲んだのですが、
私にはおいしかったですよ。

ただその前にのまされた発泡剤の方がきつかったです。

これを飲んだ後にはゲップをしてはいけないのですが、飲んだ瞬間ゲップが出そうになり、
我慢するので精一杯でした。

それにしても、検査技師さんか看護師さんかはわかりませんが、皆さん淡々と仕事を
されていて、頼もしくもあるのですが、少々さみしいものもありました。

皆さん当たり前なんでしょうが、検査を受け側の立場としては、自分が出荷前検査を受ける
ロボットのような気がしてまうんですよね。

ただ私がある検査で、ベッドに置かれた枕に気付かず、直接ベッドの上に寝て頭をつけて
横になっていた所、看護師さん(女性)に大笑いされてしまいました。
(何がおかしかったんだろう。。。)

ですが、なんか恥ずかしいよりも先に、看護師さんの人間的な所にふれ、ちょっとほっと
したのが正直な所です。

私には、看護師をしている叔母がおり、小さい頃よく職場に遊びに行ったりして、看護師
さんは身近な存在だと思っていたのですが、自分が受診する立場になると、また違った角度
から眺めてしまいます。

後もう一つ書きたい事があるのですが、いいですか。

よく人は、『病院で死ぬのはいやだ、自宅で看取られたい。』っていうじゃないですか。

私は全く逆ですね。

そんな死にそうな時に自宅に戻されたら、生への未練が蘇ってきて、感情が耐えられなく
なってきてしまいそうな気がします。

病院で淡々と、数ある死の1人として処理されるのが、私の理想の死に方です。

思い出の詰まった自宅や、見知った物たちと別れなくてはいけない事を嫌というほど、
認識しなくてはいけない死に方の方が、私にはさみしいように思います。

まあ、私が病院好き、っていうのもありますけどね。。。


。。。すいません。私の日記らしくなく、重くなってしまいました。。。


最後に日記らしい事を書いてしめますか。

(以下、お食事中の方はご遠慮ください)


すべての検査項目が終わり、待っていたのは、病院で用意された昼食でした。

昼食付きの人間ドックなんて、今時の人間ドックは違いますね。

美味しく頂き、ようやく検査から開放された安堵感を胸に帰宅すると、待っていたのは
つれからのこんな言葉でした。


「ねぇ〜。バリウム飲んだ?
 バリウム飲むと、白いう○こ出るんでしょ。楽しみ〜!!」


「。。。」


人間ドックから帰ってきた旦那にかける言葉がそれですか。。。


まあその後、、、出たんですけどね。



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