内向的恐妻家の日記
こんばんは、こうです。
前回の日記でお伝えした、徹夜業務ですが、何事も起こらず無事に終了させる事が できました。
今日は、特にネタもない事ですし(いつもないとの噂もありますが)、この時の日記でも 書きいてみたいと思います。
それでは。。。
若い女性と密室に閉じ込められた深夜0時。
ロマンチックな雰囲気になる筈もなく、二人とも黙々とパソコンの前に向かっています。
それにしても、泊り込んでいる部屋は、冷え込みます。
相手の女性は、分厚いどてらを着込んでおり、その格好からもいい雰囲気になりそうも ない事が予感されます。
そんなこんなで、夜中の3時。
何事も起こらず、思ったよりもずっと早く、やるべき仕事が終わりました。
仕事が終わった瞬間、お互いに顔を見つめあい、労をねぎらう二人。
「お疲れ様でした。」「お疲れ様でした。」
どちらからともなく、かけた言葉が宙に浮かびます。
そして、そのお互いの表情には、疲労にまみれながらも、安堵の表情が浮かんでいました。
ちょっと良い雰囲気かもしれません。ドキドキ。。。
そんな良い雰囲気の中、その女性は、こう言いました。
「この後、どうなされるのですか。」
キターーー!!!(゚∀゚)
もしかしてこれはお誘い。。。
でも、私は妻子持ちの立場。誘惑に負ける私ではありません。
「これから、近場のカプセルホテルにでも泊まりますよ。」
「そうですか。。。」
あきらかに落胆した顔の女性。
私は何度、女性を泣かせれば気が済むのでしょうか。。。
(すみません。。。ここらへんのやりとりには、フィクションというか、私の願望が 多分に含まれています)
まあ、要は、3時頃に私は仕事を終え、女性を1人残し、夜の町に繰り出したんです。
今から、カプセルホテル探すのも面倒だな、、、と思いながらとぼとぼと町をさまよって いたのですが、ふと良い方法を思い出しました。
そうです。この近くには、実家がありました。
深夜タクシーに乗って、わずか千数百円で実家に辿り着くと、未だ返していない鍵で 家の中に侵入し、こたつへともぐりこみました。 (一応、両親の携帯に、泊まる事のメールは入れました)
そして、私は、いつのまにか眠りの世界へと誘われていきました。。。
そして朝です。
出勤時間となった父親が二階から降りてき、私を見つけました。
「おおっ。帰ってたのか。。。」
「ああ。すまないね、突然。。。」
眠りの世界に足を半分つっこんだまま、顔もあげずに私はそう答えました。
「でも、こう。」
「ん?」
「お前。家庭で何したんだ?」
「えっ。。。」
何故、そんな事を言われたのか、最初は分からなかった私。。。
すぐさま真意を理解しました。
「違〜う!!、追い出されたんじゃないって。 仕事!!仕事!!」
「ああ。ごめん。ごめん。」
それにしても、久々に実家に帰った私を見て、家庭不和を疑われた私。
普段からそんなに、私の家庭は砂上の城に見えるのでしょうか。。。
まあ、私が恐妻家なのは遺伝ですよ遺伝。お父さま。
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