内向的恐妻家の日記
こんばんは、こうです。
昨日の日曜日に私の父と母が、幼稚園祝いを持って遊びにきました。
よく世間では、内向的な両親に育てられると、子供も内向的になると言われますが、 私の両親はとても外交的というかパワフルな人で、世の不思議を感じてしまいます。
母親は、大声で店員を呼んで注目を集めたり、知らない人に話し掛けて、畑から野菜を 抜いて貰ったりと、死語となってしまいましたが、オバタリアンパワー全開ですし、 父親も町内会ではお偉いさんらしく、毎週のように会の集まりにでかけたりしています。
また私の弟も、とっかえひっかえ実家に女性を連れてきたりして、 (両親は共働きだったので、昼間は家に、私と弟しかいなかった)、 なんで私だけ内向的なんでしょうか。。。
「安心しな。 あんたは、お父さんと顔がそっくりだから、拾われた子じゃないよ。」
と、つれに慰められても、何の解決にもなりません。
ただ、一つだけ、母親から聞いた言葉で、ずっと心に残っている言葉があります。
「人っていくら待っていても、自分に近寄ってくるって事はないんだよ。 本当に人と仲良くなりたかったら、自分から近づかなくちゃ。」
と、母はまだ小さかった私に言い、私はその言葉を今の歳までずっと心に刻んでおきました。
いまになってこの言葉を思い返すと、母も生まれつき外交的なのではなく、 外交的性格を頑張って演じているように思えてきます。
そうです、私は家族の中で一人だけ内向的な性格の人間なのではなく、一人だけ 努力する事を諦めた人間なのかもしれませんね。
そんな殊勝な事を、お祝いの子供の自転車を買ってもらう間に考えていると、 自転車屋の店員さんと話ししていた母がこう言いました。
「ねぇ。これもっと安くならないの。」
お願いだから、お祝い品を値切らないで下さい。。。
やっぱり、私は拾われてきた子供かなのな。。。めそめそ。
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