内向的恐妻家の日記

   
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2004年03月09日(火) 痛みの共有

こんばんは、こうです。

ちょっと今日は真面目な日記になるかと思います。

実は、今まで内緒にしていた訳ではないのですが、私にはちょっとした持病があります。

それは、突発性難聴という病気で、その名の通り、突然難聴になってしまい、
また悪い事に、耳が聞こえなくなるだけでなく、めまいや耳鳴りを併発するという、
とてもやっかいな病気です。

私は約3年前ぐらいに、突然右耳に激しい耳鳴りを感じ、その後、全く右耳が聞こえ
なくなってしまい、すぐさま病院に行った所、突発性難聴と診断されました。

この病気は治療が難しいのですが、幸いな事に、薬餌治療によってほとんど普通に
聞こえるまでに回復しました。(それでもまだ、老人レベルの聴力らしい)

ただ、軽い耳鳴りだけが残ってしまい、今でも静かな所に行くと、耳鳴りのうるささが、
癇に障ります。

まあそんな訳で、私に話しかける時は、右側からでなく左側からでお願いしますね。

それで、この突発性難聴の原因なんですが、一般には、ストレスが原因でなると
言われているそうです。

この原因を知って、つれなんかは、

「そんなお気楽に生きてるこうが、ストレスで病気になる筈がない!!」

などと、憤慨したりするのですが、私自身も普段からストレスを感じない性格なので、
何故、こんな病気になったのか、全くわかりません。

また話しは変わりますが、よく雑誌や新聞などで、
『夫婦で難病に立ち向かいました!!』
などという記事が載ったりしますが、つれのこの言葉からもわかるように、我が家では
これは望みようがないですね。

本来そんな記事のように、夫婦のどちらかが病気になったら、お互いに病気の痛みを
分かち合い、一緒に病魔と闘っていくべきだと思うのですが、つれは痛みを分かち合う
のを拒むんですよね。

というか、つれ自身もちょっとした病気を抱えていますし、つれの病気に対する過度な
心配心なんかもあって、つれは病気の重さに耐えられる人じゃないんですよね。

そんな訳で、この病気の事も必要以上に口にださず、病院なんかもつれに内緒で、
通院したりしています。

これだけは、自分でも良い事だとは思えないんですけど、ついついずるずると
続けちゃってます。

本当は、つれを甘やかしたりせずに、つれと病気の事もお互いに分かりあえるまで
しっかりと話して、痛みを共有しなくてはいけないと思っているんですけどね。

。。。まあ、それができないから、恐妻家、と自分で名乗っている訳ですが。。。



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