内向的恐妻家の日記

   
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2003年08月14日(木) 髪を斬る!!(後編)

こんばんは、こうです。

今日も元気に仕事をして参りました。


さて、昨日の日記の続きですが、髪を切った所まで書きましたよね。

昨日は、私の髪は妻夫木君のようになったと書いたのですが、
彼は、今は天然パーマなんですか?

そんな訳で私の髪は、妻夫木君ではなく、小泉孝太郎風、つんつん髪
と訂正させて下さい。


そんな鏡の中の新しい髪形をみての感想は、

『以外と似合うかも』

という感じです。

きっと、美容師さんの腕が良かったんでしょうね。


と、その散髪が終了したのを見計らって、つれと子供が帰ってきました。


「おおっ。」


つれは、戻ってくるなり、驚きとも吐かぬ驚嘆の声をあげました。

私は、お金を払い、家族3人で美容院を出ると、つれに感想を訊ねました。


「どないでしょ?」

「う〜ん、いや〜、よく雑誌と同じ髪型にできるなぁ、と思って感心しちゃった。」

「。。。」


あの〜、感心していたのは、髪型についてですか。。。

その感想は、髪型への感想なんじゃないでしょうか。

思わず私は、聞き返しました。


「あの〜。それで、顔の印象はどうなりました?」

「う〜ん、まゆげ変。」

「。。。」


普段、隠し加減にしているまゆげなんですが、そりゃ、前髪アップにすれば
見えてしまうのは、当たり前ですぜ、お客さん。


「うん。まあかっこいいよ。髪切ってくれてありがとね。」


ううう。そんな優しい言葉をかけてもらったのは、何年振りでしょうか。

その夜は、かっこよくなった私に惚れ直したつれと、激しく
燃え上がった夜を過ごしたのでありました。(すみません、嘘です。。。)


そんな散髪も、予想以上の結果を得、次の日の出社の際には、
皆の反応を楽しみに、出社をする事ができました。


「きゃ〜、こう先輩かっこいい!!」

「こう先輩、男らしいっすよ。」

「こうさん、頭さわってもいいですか。」

「きゃ〜、私を抱いて〜」


等、自分に都合の良い妄想で、私の頭の中は一杯でした。

がっ、

オフィスの扉をくぐった私を迎えていたのは、


「おはようございます。」

「あっ、おはようございます。」


という、いつもの反応のみ。

いつも声をかけてくれるお局さんが、休みという事もありますが、
これじゃ、さみしいじゃないですか。

これでは、初めてかつらをつけたのに、誰も何も指摘されないのと
一緒です。さみしすぎます。

私は、泣きながら、別な事務所に駆け込みました。


「おっ。こう???」


泣いている私を、同期が見つけてくれました。


「ぐすぐす。。。おひさ。。。」

「お前、いわとびペンギンかと思ったぞ。」

「。。。」


それ以降も会う人毎に、だめだしの嵐。。。


なんか、会社じゃ評判悪いんだけど、どゆこと。


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