僕の声は届いていますか…?
MUTSU



 いつもの朝

別れた次の日。
何となく、未だに申し訳なくって、ちょっとメールでお話。
大丈夫そう。

いつもの朝。いつもの学校。いつもの授業。

いつも通り、自学行って車の教習やって。
いつも通り、自学までF川君迎えに来てくれて。
いつも通り、何かご飯食いに行って。

いつも通り、やっぱり払わせてくれなくって。

ちょっと時間あったから、部屋に帰って。

ちょっと前から、一緒に寝ること覚えて。

いつも通り、流れでHして。

そしたらね、何か楽になった自分がいて、凄く自然に “あぁ好きだなぁ”って思って
『好きだよ』って普通に言ったら、F川君ではなく、自分、目から何か水流れてて、止まらなくって、何でだろう?!って、不思議に思ってたら、F川君が

「初めて、言ってくれた…」って切なそうで。

ただ、一緒にいるのが気持ち良くて、楽しくて。
楽しくて、嬉しくて、笑ってるのに、
笑いながら、泣いてて。

あまりにも泣いてるもんだから、F川君も心配になって
「U杵のことですか?」って、泣きそうになってて。
でも違くて。
「F川君が好きだから。」って、ただ涙止まらなくって。

「何でこんなに好きになっちゃってるんだろう」って。
自分、悔しくって。悔しくって。
シラカワの為に、一生懸命いい男になろうとしてて、本当にいい男になっていってて、自信もあって。
「誰にも負ける気しない」って、誰よりも良い男になるって。

もー…ねぇ;
お互い泣きすぎてHどころじゃないです。
途中でやめました。
Hよりも、ただぎゅーってしたくて。



2002年11月19日(火)
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