僕の声は届いていますか…?
MUTSU



 ちょっと意地悪

今日、漫画の続きがほしくてヒョロっと地下鉄出てすぐの、古本屋さんへ。

1,2巻は持っているので3巻から欲しい。
しかし相手は今人気の“テニスの王子様”あるかどうか期待はしなかったのだが、
あった!!しかも、3,4,5巻と7,9巻。
しかしその3巻は私の隣りで立ち読みしている少年の手の中…

まぁ、所詮は立ち読み。読んだら置いてくれるだろう。
だから私は待つ。その子の隣りをがっちりキープして。ひたすら彼を見つめる。

はっ!でもただ待ってるだけでは怪しい。
私も何か立ち読みしよう。

そこで手にとったのはもちろん“テニプリ”。

4・5巻 2冊キープ。

少年が続き読み始めたら、うち買って帰れないじゃん?

3巻を読み終わった少年は本を棚に戻し、一瞬続きを探したが、
その後淋しそうにその場を立ち去ったのでした。

私は彼の背中を見送りながら、手にはしっかり3冊の王子様。

ごめんね。君は新しいの買って読んでくれ。


2001年07月12日(木)
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