生まれてこのかた、迷いつづけて結局出ない問題がある。 「障害者に対してどう接するか」
相手がどのようなことを望むのか、だ。 おそらくは普通に接することを望んでいるのだとは思う。 同情されることは望んでいないのだと。
だけど、例えば片手がなければ自然と目がいってしまう。 周りを見れば他の人は大体両手をもっているから。 俺はそのような人を見たとき 両手を使うことに少々戸惑いを感じる。 例えば車椅子に乗っている人の前で走るという事もそうだ。 それこそが最大の冒涜だとは思うのだが…。 普通に接するということはそいういう事を 気にしないという事のような気がするから。
そういう「違うところがある」ということを含めた上で 接するべきではあると思うが…。
違うといっても…極端な話、 人間誰でも完璧じゃない。 裏を返せばどこかが欠落していて当然のこと。 それが身体などであるという事だと思っている。 要するに普通に接する、というよりも それこそが普通なのだと。 んーつまり、「する」必要はない、 ない部分があって当然なのだから、と。
それでも迷う。 いつか結論が出るとすれば それは俺が同じ境遇に立ってからの事だと思う。 同時にそれは取り返しのつかない事だと知っている。
後悔先に立たず。 時間は元には戻らない。 現在、現実を受け入れるということはどんなに酷であろうか…
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