怪文書II

前作も面白かったんだよね,これ。「怪文書」の続編です。作者の六角弘さんは,週刊誌の記者として取材中に出会った差出人不明・真偽不明の"怪文書"を収集して,それを一般に公開しているという変わった人物です。

しかしこの本を読むと,世の中で怪文書の出回らないジャンルはないですなあ。政治,銀行,大手企業,宗教法人,芸能界,はてはロータリークラブなんてのもある。インターネットの発達が怪文書を登場させやすくしているのかとも思ったけど,やはり正統派?怪文書はちゃんと紙に印刷されているらしい。ときには数百万部という単位でばら撒かれるそうだから,それだけで数千万円のコストがかかる。うーむ。女子アナを巡る怪文書も載ってます,これって木佐彩子のこと?
2002年10月16日(水)

ま2の本日記 / ま2