NHKへようこそ

ひきこもり小説「NHKへようこそ」読了。実に不思議な小説ですね。表紙なんかのイメージからSF的な展開(「ワダチ」とか。古いか)をなんとなく予想していたのだけど,全然そうではなかった。

主人公はひきこもりの大学生。唯一の友人が同じアパートの隣に住む二次元ロリの男。ある日新興宗教の勧誘にやってきた岬ちゃんという少女が,主人公のひきこもりを治すと宣言するのが始まり。主人公の行動があまりに馬鹿で笑ってしまう(それもインターネットを駆使した今時の馬鹿なのがよい)んだけど,それだけといえばそれだけの小説。でもけっこうおもろい。評価に困るね。
2002年08月17日(土)

ま2の本日記 / ま2