車内で平気で化粧する脳

『車内で平気で化粧する脳』(正確な題名忘れた)は,脳の研究者に南伸坊がいろいろ聞くというスタイルの本で,新しい発見があって面白かった。ヒトはネオテニー(幼児化)を進めることで進化した。幼児化が進んだため,ヒトは生まれたときは何にもできない。魚は生まれたときから泳げるけど,ヒトは訓練しないとダメ。なんでこうな風になっているかというと「生まれてからの学習による環境適応」に主眼が置かれているからなのであーる。生まれたときは何もでけんが,学習すると何でも出来るようになる。この戦略でヒトは生物の頂点に立ったのであった。電車の中で平気で化粧するようなヤツラは,生まれてから学習すべき期間に学習しなかった"脳に欠陥のあるヒト"であーる。オモロイ。
2001年05月18日(金)

ま2の本日記 / ま2