中継ステーション

『中継ステーション』読了。アメリカのど田舎にある家が実は宇宙人たちの中継ステーションで,星から星へと転移してくる宇宙人はみなここを通って別の星に移っていく。中継ステーションの管理人は心やさしい地球人で,通過する宇宙人たちからプレゼントをもらったりしている(しかしほとんど使い方分からず)。アイデアは奇抜なのだけど,全体は実にのどかな小説。バリントン・ベイリーあたりが同じ着想で書いたらめちゃくちゃな話になりそうっす。ただ翻訳が古いよなあ。「科学」「自然」じゃなくて,「サイエンス」と「ネイチャー」だよね。雑誌は。
2001年05月17日(木)

ま2の本日記 / ま2