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2007年06月04日(月)  何が自分にショックを与えるのか、今ひとつわかっていない。

羽田健太郎が亡くなった。
今日の昼に知った。嘘かと思った。びっくりした。

いま、オフィシャルHPなんかも覗いてみたけど、
写真にばっちり決まった姿で、笑顔で写っているこの人が
もうこの世にいないなんて、今でも信じられない気がする。

と、書きながら、なんだか涙が浮かんできた。

「題名のない音楽会21」の司会者として笑っている姿や、変な顔が、次々と思い出される。
ピアノがどのくらいうまいかなんて、素人のあたしにはわからないけど、
本当に音楽が好きなんだろうなぁ、この人は、という感じがする人だった。
素晴らしい音楽の数々を聴かせてくれて、音楽の素晴らしさを改めて教えてくれた。

あのひとが、もういないなんて、
もう二度と、ピアノを弾くことがないなんて、

と、書きながら、涙が止められない。

まさか羽田健太郎が自分にとってこんなに重要だとは、思ってもみなかった。
亡くなってから初めて気づくなんて、よくありそうな展開だけど、予想外。
亡くなったのは、題名のない音楽会21の司会者で、大衆に人気のあるピアニスト。あたしは一視聴者に過ぎなかったのに。

本当に、死んでしまったなんて。
でも、ハネケンさんのことを、絶対に忘れたくないと思う。忘れないと思う。


真 |MAIL