こんなに嫉妬深いのは自分じゃないと思いたいこんなに醜いのは自分じゃないと思いたい独りでも大丈夫だったはずだ誰かに側にいて欲しいなんて、自分だけを見ていて欲しいなんて、そんなだいそれた欲求はとうに捨てたはずだった今のこの自分はどうだろうこの愚かしさこの存在の虚しさ何もかも放棄してしまいたくなるこの世の中に、ただあのコさえいなければ