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2006年05月03日(水)
荊
私は、また、変わらず、
静かにその身を投げ打って生きてる。
腕を切り落として、眠ってしまえばいいというのも、
ただの逃げで。
逃げてばっかりで。
醜い私は、きっと色々な味がします。
内腑の腐った甘い匂いがします。
地にへばりついて、びしゃびしゃに汚れて、
それでもこの目が見ているものは
高い高い空で、
美しいものを、こんなにも愛して、
胸が震えているなんて。
こんなにも、美しいものを愛しているのに、
何も変われず醜いままでいることを、
是 と 思っているなんて。
なんて矛盾だ。
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