数日前からチュッピーの様子が変なんですよね(TT)
具体的に言うと・・・
動きに敏感さが無い。
歩く様子がフラフラ気味。(特に後ろ足がヨタヨタしてる)
目の焦点が合っていない感じ。
4〜5回/日の尿、便が出ない・・・出そうと頑張っているけど出ない、出たとしてもなんかいつもと違うものが出る。(出る便はタール状の黒いクリームみたいな感じ、尿は色がにごり、すこしだけクリーム状・・・どちらも日に1回とか)
水、エサをほとんど口にしない。(クリーム状の栄養剤なら少し食べる)
元気が無い。
体重の減少。
皮膚がむくんでいる。
っとこんな感じです。
明らかに今までとは違うチュッピーの様子に驚きながら慌てながら、急がなきゃ!っとチュッピーをMAYU号に乗せて近くのフェレットを診てくれる動物病院へ。
今までのチュッピーならMAYU号に乗った時は興奮してキョロキョロしたり、窓の外に顔出そうとしてヤンチャしたり・・・でも、今日のチュッピーはダラーっとして、横になったまま(TT)
聴診器をチュッピーのお腹に当てた先生は・・・
「呼吸困難になっていますね・・・一生懸命に呼吸しようと頑張っているます・・・かなり辛そうです・・・下腹部も痙攣(ケイレン)してます。瞳孔も開いてます・・・危険な状態です・・・
これは腎不全ですね、ほら左右後ろ足付け根のとこにある腎臓がこんなにも肥大してますね。
健康体のフェレットの腎臓の大きさは小指の先くらいの大きさ(グリーンピース大)、チュッピー君の場合は親指の先よりも大きくなってますね。(ウズラの卵大)
こうやって皮膚の上から大きくなった腎臓を触るとキャキャッと鳴くので、かなり痛みもあるようです。 痛みによって寝不足も引き起こしているようです。
ここまで大きくなった腎臓はほぼ機能停止していると思います。 尿、便が出ないのはこの腎不全の症状です。
年齢や体格に合った栄養バランスが崩れた時、また細菌感染などによって腎臓機能の低下が起こります。
腎臓機能の低下からくる脱水症状はかなり深刻な状況です。 目の粘膜も乾いているし、鼻先も乾いています。
つまんだ皮膚が元に戻らないくらいむくみもあります。 かなり危険な状態と言えます。
チュッピー君の様態から考えて、3日〜4日の命かもしれません。
とにかく危険な状態である脱水症状の改善と栄養補給をし、その後の様子を見るしかないですね。」
私
「・・・そんなに深刻な状態なんですかっ・・・・(TT)。 ・・・助かる見込みがあるなら、お願いします・・・。」
診察台に乗せられたチュッピーは、体力の無さから興奮することもできず、キョロキョロすることもなくダラーっとしています。
先生
「それでは点滴を打ちます。
通常であれば静脈注入が効果的ですが、チュッピー君の体力と腎機能低下から考えて危険ですので、皮膚注入します。」
白丸印あたりに点滴を注入しました。
注入直後はこの部分に点滴が溜まり大きく膨れました。 溜まった点滴がゴルフボール大の大きさに膨らんでいました。
時間が経つにつれ点滴が体内に浸透していき、膨らみも無くなっていきました。
先生
「点滴注入後、約3〜8時間で体内に吸収されます。注入後は欲していた水分が体内に入るため、ぐっすり寝ると思います。
この点滴で腎臓機能が回復する可能性があります。
腎機能低下によって引き起こされていた脱水症状の回復、ご飯を口にしなかったことによる栄養失調の回復の可能性もあります。
点滴注入後3〜8時間後に病前のような排尿、排便、食事また水飲みがあれば点滴によって腎機能が回復した可能性があります。
無ければ最悪の結果を考えなくてはなりません。
あとはチュッピー君の頑張りに賭けるしかないですね。」
お昼3時に点滴を打ったチュッピー、家に帰るまで眠そうな感じ。 帰ってからもケージでグ〜グ〜寝てました。
ぐっすり寝ているチュッピー、私は起きた時の行動に注目・・・というか、落ち着かないです、心配ですね(TT)
病前のように起きて直ぐにエサを食べたり、オシッコするかなぁ〜・・・して欲しいなぁ〜・・・。
待つ事数時間、のそのそとハンモックから起き出たチュッピー・・ちょっとふらつきながら・・・弱々しい足取りで・・・トイレへ!!
頑張ってオシッコしようとするチュッピー・・・後ろ足を踏ん張って・・・時折痛いのか苦しいのかクゥクゥ〜と声を出しながら・・・すると、病前のようなオシッコが出ました!・・・少しだけど(^^)
水も飲んでくれました! エサも少しだけど食べてくれました(^^)
これって先生の言う腎機能の回復のことなのかなぁ?・・・とりあえずチュッピーの様態に注目しながらここ数日を過ごす事になりそうです。
ガンバレ!チュッピー!!
そうそう、先生が「明日日曜日でこの動物病院は休みだけど、チュッピー君の様態に何の変化もなかったり、さらにぐったりした様子になっていたら、診察してあげるからおいで(^^)」と。
嬉しい言葉を頂きました(;;)
翌日の日曜日に電話で先生に点滴後のチュッピーの様子を詳しく説明したら「回復方向に向っているようだね。でも、まだまだ油断できないから数日は注意が必要だよ。」っと。
点滴が効いたのか、動きが軽くなって部屋の中でチョロチョロと動き回っています(^^)・・・でも、まだ病前のチュッピーじゃない感じ(;;)
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