828 ニッキ



2004年05月28日(金) 記者襲撃

今日一日、橋田信介さんという戦場ジャーナリストの人がイラクで襲撃された
というニュースが繰り返されていました。
橋田信介さんは昨年還暦を迎えられた61歳のフリージャーナリストです。
昨年のイラク戦争の終焉の時も現地で取材され、その時のテープが今日も流れていました。
その時の取材テープの一番最後で「多分、この取材が私の引退になると思います。」
と橋田さんは語られていました。年のわりに元気で優しそうなおじいちゃんという印象でした。
数々の修羅場をくぐってきたとは思えないほど、朗らかで
どこに行っても人種を超えて人を和ませるような印象を受けました。
私が今まで目にした他の戦場ジャーナリストとは違い、「命あっての、事実」ということを
すごく理解し、だからどんなところでも生き抜いてこられたんだろうなと思いました。

引退すると語っていた取材の最後の方で橋田さんは偶然、バクダッド陥落後の
郊外の銃撃戦に巻き込まれてしまいます。
それは本当に銃撃戦のど真ん中というような状況の映像でした。
一緒に、現地イラク人の人たちと身を潜めているのですが、「こっちに来たらよく見えるよ」と
現地のイラク人に見通しの良い場所に誘われます。
その時、橋田さんは「ジャパニーズ、アフレイド。ノー、サムライ!」と断ります。
もしかしたら、危険をかえりみない他のジャーナリスト仲間からは「腰抜け」と
批判されるのかもしれませんが、私はこれが本当のジャーナリズムだと思いました。
よく見えるアングル、ショーのような鮮明な戦場映像、
これでは本当の戦争の怖さは伝わらないと思います。
事実は伝わるかもしれませんが、それはただの出来事であって、記録です。
ジャーナリズムに感情は不必要と思われるかもしれませんが、ならば無人定点カメラでいいはずです。
これだけ衛星技術が発達しているのですから、衛星映像でもある程度の状況は伝わるはずです。
これだけ、怖いんだよ。これだけ、悲惨なんだよ。これだけ、耐えがたいものなんだよ。
それを私たちに伝えてくれるのが、ジャーナリストの方だと思うのです。

橋田さんは一説では戦闘に巻き込まれ左目をけがした少年を日本で治療させようと
今回、イラクを訪れたとも言われています。
今回のこの事件で初めて橋田さんを知りましたが、引退したはずなのにそんな理由で
またイラクに戻ったことが、橋田さんらしくもあり、悔しくもありました。
貴方達が殺した人は貴方の国の未来ある少年を救うためだったのだよ!と教えてやりたい。
貴方達の国は女性と年長者に最も敬意を払う国ではなかったのか。
まだ、正式な安否は確認されていませんが、私は引退して子供達に、後世を担う人たちに
戦争の怖さや、悲惨さを語り伝えて下さる余生を送るおじいさんになっていただきたかったです。

一日、このニュースに見入っていた私ですが、夜は久しぶりにやっし〜から電話があり
近所にいるというので、急遽会うことになりました。
一緒にモスで夕食を食べて、いろんな話をしました。
バーゲンのお誘いをもらったのですが、行ったらどうなるかは予想できるし、
行って買わなくとも服には困らないので、お断りしました。めずらしぃ!
でも、やっし〜も行ったら私がどうなるか、で、買った後それはどうなるかわかっていたようだ。
どーせ、浮かれて買って、着なくて1年後くらいには新品タグ付でオークション行きだよね!
ええ。。。私もそのように予想できます。
過去同じような過ちを何度繰り返したことか。
もう、無駄使いはやめるの。それでなくても、ヤバイの。
ちょっと、心して無駄買いをひかえようと思う私。。。

今日はトレードでこのようなピンが届きました。

 

これはいつもベガスのピンを手に入れてくれる人がGETできなかったので、
初めての人とトレードしました。
偶然、私が送ったピンも今日、相手に届いたようです。
お互い早い到着だったなー。ピン1本でもグローバルプライオリティで送ってくれる
なんとも有難い人でした。


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みっきー
ひとことお願いしまふ。


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