昼過ぎに家を出て、名古屋へ。 19時からのお通夜に間に合うように来ればいいと言われていたので、それくらいの時間。 東京駅で通夜見舞いのお菓子とあと、神戸の祖父も明日が四十九日なので 小さなお供えを買って乗り込みました。 今回は一泊二日で、しかも御通夜は寝ないので、荷物はボストンバック1個。 斎場は桶狭間なので、名古屋駅から電車を乗り換え、乗り換え到着。 名古屋の祖父が亡くなった時も同じ斎場だったし、その時は車で動き回っていたりしていたので、 周辺の地理はわかっているし、迷うこともなく到着。 最寄り駅まで弟と従兄弟に迎えに来てもらいました。
名古屋の祖父の時もそう思ったのですが、普段、会わない従兄弟達とゆっくりした時間を 作ってくれるのが、不謹慎ですが、ありがたい話。 多分、いつまでも仲良くしろよ。。。ということなんだと思う。 みんなそれぞれに家庭を持っていたりするし、ともすれば疎遠になりがち。 でも、私達はその奥さんとかも含めて仲の良い方だと思います。 今回は前はいなかった上の従兄弟も結婚して奥さんと子供も来ていたし。 一緒にいろいろするうちに、話もできて仲良くなれたし。 葬儀の時の身内っていろいろと動かなければいけないから、他で会うよりどんな子かよくわかる。 これはおばあちゃんからの最後の贈り物なのかな。 従兄弟だって血がつながっているんだから、これから困る時もあるだろうし、 そうやって仲良くしておくのよ。。。っていうメッセージ。 ここでのお葬式は不思議ですが、そういう気持ちにしてくれます。
御通夜といえば夜伽(よとぎ)で線香の火をたやすことなく伽(とぎ)をします。 昔は、遺体を守る意味があり、夜になって野獣などの襲ってこないように 付き添い夜を明かしたことからきているらしい。 最近は行わない場合もあるそうですが、私の家ではこれは固い儀式みたいなもの。 みんなで交代でもいいから、絶対に線香の火を絶やすな。。。と。 私は神戸の祖父の時も仮通夜、本通夜とフルで夜伽をし、 そして本日もフルで夜伽を。 ま、夜通し起きているのは特技のひとつですから。 喪主は告別式の最中に居眠りをしちゃダメだから、なるべく休んでもらうようにしてね。 一人ではあまり起きていなくって、だいたい誰かと一緒にというかんじ。 神戸の祖父の時も、この従兄弟と一緒に起きてました。 血は繋がっていない母方の従兄弟なのにいてくれてねぇ。 でも、この夜伽ってすごく大切だと思う。 線香の火云々は魂が迷わないようにとの慣わしですが、そうではなくて、残された人として 夜通し遺体の傍にいて、故人の思い出話をしたりすると、気持ちの整理が違うんだよね。 こうやって、段階を踏んで人は気持ちの整理をつけるんだな。。。と思いました。
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