仕事を終え病院へ行くと、病室の前でありゅはまた泣いていた。
(婆さんの様子が)昨日とは随分と違うのにうろたえていたのだった。
意識がない訳ではないが、反応が鈍い。
声が出ない。
目が虚ろ・・・
看護婦との相談の結果、急遽「試験外泊」(強行退院とも言う・・・)
自宅の絹江にも連絡して、布団や酸素吸入機の用意を指示する。
本人の希望通り自宅で最後を迎える事になる・・・
ありゅもそれを望んでいる。
最後の時は少しづつ、確実に迫っている・・・
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昼間、ケアマネージャーと電話でバトルになったようだ・・・
ケアマネは夕方病院へ赴き、看護婦から様子を聞きだした。
ケアマネの考えと我が家との考えが相反するので、
ケアマネは看護婦ともバトルになり、
しかも、ありゅの嫌いな看護婦がである! (笑)
人にはそれぞれの人生が有るように、家族には家族の考えが有るのだった・・・
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