■ ヘッド・フォンから石田彰
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|| 2005年06月06日(月) 前世の記憶 ||


■私は、「前世の記憶」というモチーフに必要以上に弱い。キャラクターが、その「業」や「因縁」、そういったものを背負いつつ生きていく、自虐的に、時には前向きに、或いはひたむきに、そんな設定や展開に心揺さぶられる。

日記も更新も滞りがちですがこんにちは、マドカです。自分のサイトすら履歴から消えておりましたが、一応生きてます。

さて。最近では、既にベタと言ってもいい有りがちさだが、それでも惹かれてならない「前世の記憶」というキーワード。私が「ガンパレードマーチ」を、延いては瀬戸口を愛して止まないのも、そんなところにあるわけで。って、何が言いたいのかと言えば、まあ「アクエリオン」なのだが。

今、私の中で「アクエリオン」熱が上昇中。かなり上昇中。
そして、その一番の理由は、アポロニアスが瀬戸口とかぶって見えてしまうからだと思う。

「馬鹿な奴等だ、俺を眠らせておけばよかったのに。忘れたのか。裏切り者のことを。お前たちを一番殺した奴のことを。」

ののみのリボンを手に巻いた彼が吐く、一番悲しいセリフだ。正確には、瀬戸口が苛まれ続けている記憶は「前世」でもなんでもなく、ただ、永遠に続く「現在」であるわけだが、それでも、1000年も前の約束から開放されない彼の現実は、私を未だにせつない気持ちにさせるに充分な過酷さだ。そして、アポロニアス同様、嘗て、彼の背中にもまた、翼があった。

そういえば、このせつなさは「ぼくたま」とか「ファンタジックチルドレン」にも共通する気がする。

で、「アクエリオン」だが。アポロニアスも嘗て、たった一人の女のために同胞を裏切り、それらを滅ぼした。ただ、その生まれ変わりと噂されている少年は、過去の記憶を持たない、やんちゃで野蛮なクソガキ。本当に彼がアポロニアスの生まれ変わりであるならば、いずれ過去生が戻る時が来るのだろうが、その記憶は彼をどう変化させ、どんな影響を周囲に与えていくのか、非常に興味深い。
ちなみにこのアポロニアス、その昔、彼には許婚がいて、それがトーマ@モリモリ。堕天翅族に「性」の隔たりがないのか、彼らがただのホモなのか(お互いに女の恋人がいるから正確にはバイか・・)は知らないが、その嘗ての恋人は、どう見ても羽なしで言うところの「男性」同士であり、腐女子心を揺さぶることも忘れない、親切なアニメである。

シリウスのヘタレっぷりに時々面堂を思い出す、と言ったが、最近は金の延べ棒の人に見えたりもする。でも、横顔は「間の楔」の某ブロンディに見えなくもない。来週は麗花の回。果たして、彼女の不幸な遺伝子は、スキュラも裸足で逃げ出すという田辺真紀を超えるのか!?待て、次週。

■その他のアニメ。

・「バジリスク」
お胡夷の「兄さま」攻撃にやられた。忍者とは言え、最愛の妹の屍を前にしても術を解かない如月兄にやられた。ついでに、夜叉丸が見る見る別人に変わっていく様を目の当たりにした蛍火の悲鳴にもやられた。せつない3連敗。

・「タイガー&ドラゴン」※アニメじゃありません
話は先々週に遡るが。杉山さんが・・・島本さんが・・・本物!
あああ、どうせならもっとやってほしかった、テンちゃんとか木緑あかねとか魔法のマコちゃんとか!←ソノシート付き紙芝居持ってました(いつの時代の人だよ、お前・・)

・「ビューティフル・ジョー」
これまたベタな・・・・「泣いた赤鬼」か?と思うほどにお約束だが、勝平ちゃんなのでちょっとウルル・・・・でっかいタチコマかと思った。

・「種デス」
このシリーズが始まって以来、これほど次週を待ち焦がれたことがあっただろうか、な、今週の「ガンダムSEED DESTINY」、いや、ネオinアークエンジェル。でもって、少なくとも10回はリプレイしたであろうフラガとマリューさんの再会だったわけだが。ていうか、ブルーなんとかとか、デュランダルの思惑とか、シンvs.キラとか、ぶっちゃけ「ガンダム」とか、もうどうでもいいです、あぁ・・・フラガ!!

・「プリM」
お父さんが主役の回なのに、お父さんが主役の回なのに、お父さんが主役の回なのに・・・・なんなんだ、あの作画。いくら子供向けだからって、なめんな、バカ!(泣)

・「ガッシュ」
ユージが魔物だと、なんだかポケモンの一種みたいだ。

・「ワンピース」
フランキーが・・・・Mr.2だった・・・・
いや、この二人のあまりの個性を思えば、矢尾さん以外に考えられない気もするが。

・「パタリロ最遊記」
パタリロの声とマライヒの声が、かなりイメージと違ったこととか、ミーちゃんの賢雄さんが、意外にハマっていたこととか、そんなことはこの際もうどうでもよろしい。

どんなタイアップっぷりだよ・・・・!!

「ガラかめ」といい「パタリロ」といい、根強いファンをなめんな、バカ!!(泣)
一気に観る気がしなくなったわけだが、ナタ三太子のキャストによっては、考えないでもない・・・
しかし、当時はそれほど気にしていなかったけれど、藤田さんのオカマ役って、今思えばピカイチだったんだなあ・・・・しみじみ

■「頭文字D」の31巻を読む。

・・・・長っ!!

啓介戦が・・・・まだ終わらない・・・・どうせアニメ化されないくせに・・・・(泣)

■「Do Da Dancin'!」の9巻を読む。も〜、ものすごく待って、それだけ期待も大きいのだから、今回みたいなコミックス化は勘弁してほしい。内容は確かにすごくよかったと思うけれど、読みたいのはあくまで本編、待った甲斐がなかったとは言わないが、あまりに満足度が低くてがっかり。

■日記を書いていたら、どうにも瀬戸口の声が聴きたくなってしまった。これから「夢散幻想」を聴こうと思います。

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久しぶりなのに愚痴が多くてすみません・・・・

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