■ ヘッド・フォンから石田彰
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|| 2004年03月16日(火) 多分、私の具合の悪さゆえの・・(以下省略) ||


■多分、私の具合の悪さゆえの気弱さがこんなことを書かせているのかもしれない、いや、そうに違いない←タイトル

■具合の悪さもイライラも最高潮の一日。風邪なのか、花粉症なのか、ただの慢性鼻炎なのかもはっきりして欲しいこの鼻。ティッシュも一箱空くというものだ。この部分だけでもサイボーグ化して、着脱可能にしたいと本気で思う。ついでに鼻の下は、強い摩擦に対しての耐久性をとことんまで追及して強化。くしゃみの数も半端じゃないので、このままだと腹筋が割れてしまう。(それはサイボーグ化以上にありえません)

■どんなに具合が悪かろうと、主婦に本当の休息はない。どれだけ手抜きをできるかにかけては、私も免許皆伝の腕前だとは思うが、それでもキッチンにだけは立たないわけにいかない。亭主と娘が飢え死にしてしまう。
しかしウチの亭主、彼が意外と使える男で。自発性はないものの、頼めば食事の支度以外は何でもしてくれる。嫌な顔ひとつせず、文句ひとつ言わずに働いてくれるのは大変ありがたいことだと、自分の両親を長年見ていて思う。とは言え、自分がどれだけ具合が悪かろうと、父にあれしてくれこれしてくれと言うような母では元々ないが。

■本日休日だった亭主は、昼過ぎには娘を連れ、どこかに出かけて行き、夕方、7時過ぎまで帰って来なかった。正直、私にとってはこれが一番ありがたい。私の具合の悪さを慮ってしてくれていることなのか、それともただ単に二人きりでデートしたいだけなのかは定かではないが。

■ついでなので言ってしまうけれど、「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言えるところが、ウチの亭主たる、最もポイントの高いところだと思っている。夫婦をやっていく上で、言葉が足りる足りないというのは、女の気持ちを左右する大きな事由ではないだろうか。
もちろん「言わなくても解かる」などというのは理想だろうけれど、そのほとんどが亭主側の自己満足なのではないか、と、私自身は分析する。何年夫婦をやっていようと、感謝の言葉を口にされて、嬉しくな人間などいない。女とは、そういった単純な生き物なのだと思うから。
ゆえに、かかあ殿下に見せながら、上手く操縦されているのは、間違いなく、私の方なのだろう。

これで給料さえもう少し高ければ、申し分のない夫なのだが。

それでも、多分これで一生分の運を使い果たしたな、と思えるくらいには、私には過ぎた亭主だと思っている。もちろん、口に出して言ったことはないけれど。

■・・・ちょっと褒めすぎた。


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