|| 2003年11月12日(水) チョコレート戦記 ||
■亭主が、パン屋の紙袋をテーブルに置きながら言った。 「ウチの女の子(会社の部下)の実家がパン屋でさ、これ、もらってきちゃった、ラスク。」 「え、ラクス?」 本気で訊き返すバカな妻。 「あ、ラスク・・・。」 そんな両親の会話を聞いていた娘が飛んでくる。こういった単語には敏感なんだ、うちの娘は。私の予想だと、彼女は「るこ、しってるよ!!がんだむしーろれしょ?」こう言う筈だった、しかし。 「るこ、しってるよ!!ねずみだよね!!」 「は?」
母は首をひねる。
ラクス・・ネズミ・・ラクス・・ネズミ・・ラクス・・ネズミ・・・・・あ・・!
「それ、楽俊。」 「うん、ねずみだよねっ。」 いや、そうなんだけど・・・微妙に食い違っている気がするヲタ親子の会話。っていうか、それ以前に「ラクス」ですらないんだけどね。
■グ○コの「ペロタン」というお菓子がある。アニメキャラなんかが描かれた、あの、棒付きチョコレートだ。イチゴ&バナナ味のチョコレートが、各ひとつずつパッケージされているのだが、そのキャラクターが「NARUTO」であり。そんな理由で、うちの娘が最近特にハマっていて、スーパーへ行くと必ずねだられる。彼女が選ぶのは、もちろん「サスケ」で。「でも、明日はYちゃんが遊びに来るから、Yちゃんの分も買ったら?」そう言うと、娘はサクラちゃん&いのちゃんのペロタンを無造作に選んだ。ちなみに、サスケとのカップリングはカカシ先生。で。・・・で?あ、いや、ですから、その・・・つい。つい、ね。買いましたよ、我愛羅を。ええ、買いましたよ、買いましたとも。い、いいじゃんか、ほっといてくれ。 で。夜食にこっそり、などと思っていたのですよ。なのに、なのに。 あれ?無い・・・。
「ねえ、私の我愛羅知らない?」 「は?」 「あ、いや、私の・・・ペロタン。」 「ペロタン・・ああ、あれ。食べちゃったよ。」 「は?」 「いや、だから・・食べ・・ちゃった・・・?」(お前が訊くな) 「・・・・・・・。」 「ええ?だってさ、マドカさん、チョコなんか食べないじゃん。ることさっき一個ずつ・・」 「どっち?」 「は?」 「イチゴ?バナナ?アンタはどっちを食べたのよっ!?」 「え、あ・・イチゴの方・・・です・・」 ぶちっ。(怒) 「あーあ、だからままのがーらだっていったのにー。」 ・・・お前も食べただろ。
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