♡ Smile ♡
Rei



 入院

某病院へ入院のために向かう。
ちょっぴり緊張。
病院に着いてから、診察を受け、その後病室へ。
同室の人はみんなおばあさんだった。

始めての入院。
手術をするまでは健康そのもの。
痛くもないし痒くもない。
よって暇。
非常に暇。
雑誌も読み尽くす。
そうなると足は自然と喫煙所へ。
タバコを吸うことはいいことではないとわかっている。
しかしこの喫煙所。
結構重要な場所であると思う。
病院だからではなく、職場などでもそう。
色々な人達と出会えたりする。
喫煙所に出入りしなければ、話すことがないだろうという人とも話せたり。
コミュニケーションを図るのに手っ取り早い場所であると思う。
今までも、喫煙所を通して知り合ってきた人達は沢山いた。

私の部屋は7階。
喫煙所は1階。
行ったり来たりしてやがて夜になる。
消灯は午後10時。
寝しなに一服と思い、エレベーターホールへ。
その前のソファーに人が2人。
気にせずエレベーターを待っていると、
「おねーさんタバコ行くの?」と。
「えぇ」と笑顔で答える。
一服し、戻ってくる途中再びさっきの2人と出会う。
「もう帰ってきちゃったの?もう一回行こうよ」
面倒だなぁと思いつつも、せっかくの誘いだし、まだ9時半過ぎだし・・・ということでお付き合いする。
入院生活はとても暇なもの。
1人でも多く気の合う人、話し相手を求める。
喫煙所では年齢の話をしたり、何処に住んでいたかなど極普通の会話。
一体この人達は何処が悪いのだろう・・・。
そう思わせるくらいだった。
しかし、実はこの2人も大きな病気を抱えていた。
発作で今朝倒れただとか・・・。
明日手術の私に、「がんばれよー」と明るく声をかけてくれた。

この日、緊張からかトイレが以上に近かった。
30分経たないうちにトイレへ向かっていた。
夜は眠れず眠剤を服用。

2003年04月07日(月)
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