現在午前0時00分。 「1週間前まで親父はまだ生きていた」も終わってしまった・・・ 1週間前は親父のお通夜だ。 本当に早い。
コーヒーだけ沸かして今日は寝ようと思う。 今日は三宮にスキャナとマカフィーを買いに行く。 2万円もあればいけるかな。
俺がお通夜で親父の遺体に向かって「親父、今までごめんな・・・」と謝った時、母親は「何を今更?」みたいな軽蔑した目で俺を見ていた。
親父の遺産が入ってきたらどうしよう。 大学に通って、卒業後にプログラマーでも目指そうかな。 俺パソコン大好きだし。
現在午前0時47分。 今日はそろそろ寝ようと思う。
今日は午後13時頃に目が醒めた。
俺はEPSON GT-7300Uというスキャナを持っているのだが、Windows7にドライバが対応していないらしい。
現在午後14時21分。 ジャンプの続きを読んでいる。 ジャンプを読むのは、大阪の病院に親父の担当だった○×先生に挨拶しに行った時以来だ。 それからずっとほったらかしになっていた。 もちろん、今週のマガジンもまだ1ページも読んでいない。
親父のお通夜の日、俺と母親と弟の家族3人は葬儀場でお泊りとなった。 何度か寝室と喫煙室を往復し、3度目くらいに喫煙室に行くと青いTシャツを着てメガネをかけた青年が居た。 「誰やろう?」と思って喫煙室に入ると、「あ、お兄ちゃんやったんや。びっくりしたw」と言われた。 どうやら弟だったらしい。 スーツから青いTシャツ、コンタクトからメガネになっていたので俺もこの青年が弟だとは気付かなかった。 それから喫煙室でしばらく弟と話してた。 弟の上前歯だけクッキリと目立っていたので、俺は「××(弟の名前)、それ差し歯?」と。 弟は「そうやねん。やっぱり分かる?」と。 俺は「そこだけ色違ってるし。元の歯はどうしたん?」と。 弟は「カラオケ行った時、マイクでガチーンってぶつけてしまってん。めっちゃ痛かったわ」と。 それからまたしばらく色々話してた。 弟が、親父のお通夜の時に流れていたカーペンターズやビートルズのCDを焼いてきたのだと言う。 遺影の写真も、弟の結婚式で親父がスピーチしている写真を持ってきたのだと言う。 引き伸ばされていたので、遺影の写真は少し画質が荒かったな。 弟が「お父さん、今も自分たちの事見てんのかなぁ」と言うので、俺は「見てると思うで。自分の身体見ながら『俺どうなってるんや?』とか思ってると思う」と。 弟は「そうなんかなぁ」と。 俺は「俺、子供の頃から今にかけて、ずっと魂とか天国とか信じてる。別に宗教とかやなくて、感覚的に信じてんねん」と。 弟は「そうなん?」と。 俺は「××は無神論者なん?」と聞き、弟は「いや、そういう訳やないけど・・・」と。 続けて、俺は「今は普通に話せてるけど、俺、××相手にも緊張したりするねん。対人恐怖症。ほんまたまらんわ」と。 弟は「そうなんや」と。 俺は「親父が死んだ後、××と△△さんにさえめっちゃ緊張して心臓バクバクしてた・・・」と言い、弟は「それは悪かったなぁw」と。 俺は「いや、××たちは全然悪くないねんで?俺の中の問題やから、これは」と。 続けて、「対人恐怖症が出て恐怖感感じてる時、ほんまに恥ずかしいねん。恐怖してるってのが恥ずかしくて恥ずかしくてたまらなくて、そういう時って『今恥ずかしいんや』ってサインすら出せへん」と言い、弟は「何となく、言いたい事分かるわ」と。 次に俺は、「俺、親父の事あんなに憎んでたけど、親父が死んだ時めっちゃ泣いたわ。まだ××が病院に到着する前、親父の心臓マッサージを止めるかどうかって話になってて、おかんが『しょうがない事やねん。悲しいけどな』って言ってきて、それ聞いて今まで親父のお見舞い通いしてきた日々が頭の中フラッシュバックしてきて、涙止まらんようになった。××到着して、○×先生が親父を看取るって事になって、心臓マッサージ辞めて親父が死ぬ時、俺、『親父、親父』ってひっくひっくしゃくりあげて『あああああ』って泣き崩れたわ」と言い、弟が「自分もあれ見て、『お兄ちゃんってなんて感情豊かなんやろう』って思ったw」と。 それから俺が「親父の顔、また見てくるわ」と言い、弟も「自分も行くわ」と、まだビールが半分以上入ったビール瓶を持って俺の後を付いてきて、お棺に入った親父の遺体が安置されている会場まで一緒に降りた。 俺は「××と△△さんにさえ緊張するん何とかしたい」と言い、弟は「ほんま悪かったわw」と言ってきた。 会場のドアを開けながら、俺は「いや、だから××たちは全然悪くないんやって。さっきも言ったけど、これは俺の中の問題やから」と。 弟は「お兄ちゃん、優しい事言ってくれるなぁw」と。 会場に入る。 親父のお棺を前にして、弟と話続ける。 弟はビール瓶をお棺の上に乗せていた。 俺は「それ(ビール瓶)、親父に捧げる為に持ってきたん?」と言い、弟は「いや、そういう訳じゃないけど」と。 俺は「まさか親父が死ぬとは思わへんかったなぁ・・・」と。 弟は「自分もそう思う。阪神大震災の時も自分たちの住んでる区が一番被害こうむって、それでも生き残ったくらいやったのに」と。 俺は「あれも戎神社の祟りかなって思う」と。 弟は「戎神社の祟りって何?」と言い、俺は「あれ、この話××にしてへんかったっけ?俺、1995年、小6の時戎神社でお賽銭盗みまくっててんで。落ちてるお賽銭とか、マグロに張り付けられたお賽銭とか」と言い、弟は「お兄ちゃん怖い事するなぁw」と。 俺は「それで、その後おかんに車の中で『えべっさんで賽銭とか盗んだら祟られるかな?』って聞いて、おかんが『絶対祟られるわ。悪い事が起きるで』って言ってきて。俺はそれでめっちゃビビって『1週間以内に何か悪い事が起きる』って思い込んで怖がってて、それで3日目くらいにはすっかり忘れて普通に遊んでて、それでちょうど1週間後の1月17日に阪神大震災や。俺は今でもそれ、えべっさんの祟りやと思ってる。実際、俺らの住んでる区が一番被害こうむって、俺らのマンションも何度もテレビに映ってたやん」と言い、弟は「怖っ!w」と。 俺は、「でも、その話聞いて、おかんも親父も笑っとったで」と。 弟は「そうやったんや」と。 この時の弟との話し合いの続きは、また後で、または後日書いて行こうと思う。
俺も大分、親父の死から立ち直ってきたかな。
現在午後17時28分。 三宮に行ってきた。 昼食は、長田本庄軒という焼きそば屋で焼きそばを食べた。 弟の結婚式前、俺の靴を買いに行く時に母親と一緒に食べてきた店だ。 その時と同じ席に通された。 食べ終わってから、弟の結婚式に行く前に親父たちと待ち合わせをした、JR三ノ宮駅前のタクシーのロータリー?みたいな場所を通ってみた。 つい昨日の事のように思い出せるのに、あの時の親父はもうこの世に居ないんだ。 それから、俺が働いてたマクド、俺が通っていた高校の前を通ってJOSHINに入った。 10年くらい前に作ったJOSHINのカードなのだが、まだ普通に使えたので良かった。 そこでマカフィーとスキャナを買った。 マカフィー、クレジットカードで買う分には5000円ちょっとなのだが、8000円近くした。 1年分だけだったのに、くっそ高い・・・ スキャナも1万円近くした。 それらを買って家に帰った。 もう、スキャナを収納する場所がこの家の中に無いんだよな。 なので、業者でも呼んで古いスキャナを回収してもらわなければならないだろう。
現在午後18時04分。 マカフィーをインストールした。 ページを開くごとに上の方にバーが出てきて鬱陶しい。
今日も「英会話・ぜったい・音読」の練習をした。 1週目の時に1分間で読み上げられた単語数が122語だったのに対し、2週目の今回は132語まで上がった。 「of」の発音で迷うよな・・・
今の俺なら英語もある程度分かるし、2.3ランク上の大学にも進学出来るだけの学力もあるだろう。 でも、せっかく親父が入れてくれた大学なので、復学するとしたら今まで通っていた大学に戻ろうと思う。 それに、今せっかくその大学のある町に住んでるんだし。
親父のお棺を前にして、葬儀会場での、弟との会話の続き。 弟は「自分、1週間くらい病院行けてなかってん。日曜日に(親父が死んだのは土曜日)、また焼酎持ってお父さんとこ行こうと思ってたんやけど・・・」と、そこで弟は泣き出しそうになってしまっていた・・・ 続けて「だから、お母さんやお兄ちゃんが言うみたいに『さっきまで普通に話せてたのに・・・』って言う感覚が自分の中には無い」と。 俺は「そうやったんや・・・」と。 弟は「自分も、もうちょっと行けてたらよかったんやけどなぁ・・・」と。 俺は「でも、××は仕事があるねんからしゃあないやん」と。 弟は「『行こう、行こう』と思ってたんやけど、その度に会社で上司に捕まってしまって、仕事入っていけなくなって・・・」と。 俺は「親父、俺に『働け、働け』言うから、俺が『俺がもし働いてたら、こんなに頻繁にお見舞いなんて来れへんで?』って言うてん。そしたら親父『お父さんはそんな事より〇〇(俺の名前)がちゃんと働いてくれた方が嬉しいねん』って言ってた。だから、××が仕事で忙しいのも含めて、親父は××の事誇りに思ってると思うで?俺の事は全然誇ってないやろうけどw」と。 すると弟は「お兄ちゃん、嬉しい事言うてくれるなぁw」と。 更に俺は「大丈夫やって。親父はちゃんと××の事誇ってるから。××が仕事で忙しいってのも、親父からしたら嬉しい事やと思うしな」と。 弟は「そっかぁ」と。 この続きはまた後で、または後日書いて行こうと思う。
アルバムのスキャンが終わった。 6.7枚ほどこの日記にも貼っていこうと思う。 自分で言うのもなんだけど、子供の頃の俺は割と可愛い。 今は頭も少し後退してるし、太ってるし、毛深いしの三重苦で完全にキモ親父なんだけど・・・ 中1くらいまで、母親にしきりに「ジャニーズ入れる、ジャニーズ入れる」って言われて育てられてたし、女の子に間違えられる事が本当に多かった。
ピザを食べているところ。
父と一緒にアスレチックの滑り台。
夕食を食べているところ。
祖父と従妹と弟と一緒に。
電車の中でピース。
奈良、シルクロード博。
父の会社にて。
子供の頃は俺の方が可愛らしかったみたいだけど、今や完全に弟の方がイケメンなんだよな。 追い越されてしまった。 弟は見た目23.4歳くらいの好青年になっている。 一方俺はと言うと見た目35.6歳くらいのもっさりしたおっさんに・・・
俺が今日買ってきたスキャナはEPSON GT-S640というスキャナだ。
現在午後22時14分。 「思い出アルバム」というDVDを作って、画像データ等を焼いた。 親父の葬式の時の画像やら、俺の20代最後の日の画像やら、俺の子供の頃の画像やら。 もう二度と失くさない。
あの子から昨日か一昨日送ったメールの返事が着た。 「リュカさんが一瞬、浮かれた気持ちも解るよ。 僕かて同じ気持ちになったと思うb 欲を持つことって、人間なら当たり前やと思います」と。 続けて、小田和正作曲で平原綾香が歌っている「たしかなこと」という曲を教えてくれた。 「なんか今のリュカさんに届けたくて... 良かったら聴いてみて下さい」と。 俺は「むしろ、今までが人間としての欲がなさ過ぎたのかもしれないね。 必要最低限の暮らしで満足出来ちゃってたからさ・・・
曲ありがとう。 これ、聞いた事あるよ。 何気ない日常が一番大切なんだって曲だね。 確かに、今の俺の心境にピッタリかも・・・ 親父は今は、あの世で三途の川とか渡り終えたところで、四十九日が終わるまでは俺たちの事、まだ見守れてないかもね。
今日スキャナ買ってきたんだよ。 日記に子供の頃の画像とか、親父と一緒に遊んでる画像とか貼ったから、良かったら覗いてみて」と返答。
現在午後22時35分。 腹減った・・・ 肉でも焼いて食べようか。
現在午後22時45分。 今日で、親父が生きていた頃に買っていたヨーグルトを最後まで全部食べ終えた。
現在午後23時42分。 1週間前は親父のお通夜、1週間前は親父のお通夜。
カーペンターズの曲を聴きながら、親父のお通夜、お葬式の時に祭壇に飾られていたリンゴを食べた。 丸かじりで。
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