昨日からの徹夜明け。 午前2時から4時までが、唯一妨害を恐れず勉強に取り組める貴重な時間だ。 それ以外の時間だと、周りの人間が起きているのでどんな音に妨害されるか分からない。 また、そうした音は必ず、俺が何かをやりだし「ここだ!」となったまさにその瞬間に鳴るような仕組みになっている。 これじゃ怖くて勉強出来ない。 最初の最初から、俺が何かを掴みそうになった瞬間にオジャンにされて、台無しどころか数時間は苛む激しいストレスに苦しむ結果が分かっているから。 プラマイゼロさえ許されないのが俺の人生の当たり前の形だからな。 そして今日、午前4時前に勉強していて、俺がCDに倣って発声し出した(各項目の最後の最後に発声パートがある)まさにその時、隣のジャマ子が「ドン!ドン!ドン!」 どうやら、俺が声を出すのが許せないらしい。 この発声さえ終えれば俺はこの項目を切り上げられる。 時間にすれば、たったの30秒程度。 俺が24時間中、23時間59分30秒を切捨て、その中でわずかに求めるたったの30秒間だ。 その他の23時間59分30秒は、まさにこのジャマ子の為に切り捨てさせられたといっても過言ではない。 その30秒間を許せず俺を阻み立ちふさがりやがった糞ジャマ子。 まじで発狂しそうになった。 そこから心臓のバクバクが2時間ほど収まらず、それが収まった後も気持ちがモヤモヤギスギスし続けて、結局午前9時過ぎ頃まで勉強再開を果たせなかった。 26歳で居られる最後の1日だというのに、こんな気持ちにさせられるのか・・・ まじでとことん容赦ねえな。 それで、午前9時過ぎからまた勉強再開。 本当はこんな時間にチャレンジするのは無謀なのだが、この日を気持ち悪い状態で終えたくないから、仕方なく挑んだのだが・・・ しかし、またまた同じパートに差し掛かったところで今度はPCの訳の分からんエラーアラーム。 リアルで「うわあああああああ!!!!!1」と叫んでしまった。 あかん、また心臓がバクバクしている。 まさに呪い。 陰陽師なんかがもしこの様子を視ていたら「このページには強い呪(シュ)がかけられておる・・・」とか言うんだろうな。 この気持ち悪い状態で無理やり勉強再開させるか、どうすんだ? こんな状態でやっても、絶対頭に入らない。 それどころか、こんなストレス状態で無理やり読み進めていったところで、トラウマ状態が作られて逆にその後の浸透を妨げる気がする。 最後の最後の日だってのに、最悪だ・・・・ もう死にたい・・・・・・・・ 現在午前9時42分。
自分が集中力が極端に低すぎるのか、極端に高すぎるのか判断出来ない。 集中力がないからこそ、そのタイミングで鳴る音に余計に苦痛を感じるのか。 それとも、集中力が高すぎるからこそ、そのタイミングで鳴る音に死ぬほどビクゥとなるのだろうか。 分からない。 ジャンプやマガジンで速読で読み飛ばすような自分的に興味の薄い漫画を読んでいる時、または掲示板でやり取りしている時は別になんとも無いんだけどな。 雑誌の中で自分の好きな作品、好きな映画、小説を読む時、勉強に取り掛かる時にそのタイミングで音が鳴ると、数時間心臓のバクバクが収まらず、それを意識し呼吸もどんどん乱れてく。 そして、思考が「妨害されるという事について」という題材で満たされ、それ以外の何も出来なく、何も考えられなくなってしまう。
俺は勉強する事が大嫌い。 勉強そのものは好きなんだろうけど、それを妨害された時の苦痛が怖くてたまらないのだ。だから総合的に見ると嫌い、という事になるのだろうか。 でも、妨害されればされるほど、それをきっちり終えないと気がすまない、と、殆ど強迫観念でやってる感じ。 要所要所、何かを掴んだ、掴みかけた時に俺はある種の快感を覚える。 その感覚は大好きだ。 その感覚を+5としよう。 しかし、そのコンマ数秒後で必ず入る妨害、によって受ける苦痛。 この苦痛によって、その都度その都度-50くらいまで落とされる。 だから本当に苦痛になるのだ。 勉強を始める前も、そうしたプレッシャーに邪魔されて、「2時半から始めよう」と思っていても結局3時半頃までモジモジし続けてしまったり。 もし、こうした妨害地獄の呪いと、俺の神経過敏、この二つの要素さえ無ければ今頃自分はどれだけの事が出来るようになってたんだろう、と時々思う。邪魔さえなければ出来るだろう、とかなり過信している部分もあると思うが。 俺の学歴は大学中退だけど、ぶっちゃけていうと学そのものは中一レベルだと思ってる。何故かというと、学校の勉強に取り組んでいたのが中学一年の途中までだから。 その頃から何故だか「徹夜する」という事にハマってしまって、ほぼ毎日意味無く夜通し起きていて、学校じゃ体育、美術、音楽以外の実働しない授業はほぼ全て眠って過ごし続けてきたから。その頃以来ずっと昼夜逆転。 テストは全て一夜漬けか、それさえしないか。 当然、テストが終われば全て忘れる。 そんな感じで高校受験まで過ごし続け、受験の3ヶ月ほど前から1夜漬けならぬ3ヶ月漬け。 そっから高校に入ったけど、全く勉強をしてこなかったのと、中学に引き続いて高校でも眠って過ごし続けていたので、たまに聴いてみた授業もまるでチンプンカンプンだった。そして半年ほどで退学。 当時受けていた保護観察のおっさんから別の高校への再入学を奨められたりもしたのだが、学校に行っていない期間が出来てしまったので、別の学校に入るにしても4月からの新入生、高校2年の年齢にして1年生からやり直し、という形になってしまう。 それはどうしても嫌だったので、もう自分が学生になる事は二度と無いんだろうなと思ってた。 しかし、ある日そのおっさんに「通信制というものがある。そこなら自分の年齢はあまり気にする必要はない。大人も通う学校だから」と奨められ、受験もしなくて良いとの事で、翌年の4月から通信制に入学する事になった。 どういう学校かというと、通いは週に3日の午前だけ。 出席し、学校で配布された課題プリントをやれば単位をもらえて卒業出来る、といったもの。 俺は勉強をしないので、学校から出される課題プリントは全て母親が俺の代わりにやっていた。そんな感じで、週3日学校に通ってただ教室で眠っているだけで卒業出来た。 大学受験は受かったら受かったで、落ちたら落ちたでそれでいいという感じだったので、高校受験と違って1〜3週間程度勉強しただけ。 偏差値は45くらいの大学だったが、それで合格、大学生となる。 先にも述べたが、興味の薄い勉強ほど吸収力が強いらしい。 逆に興味のある内容だと、「マスターするぞ!」と肩に力が入り過ぎてしまうのか、進めて行くのに一般人の100倍くらい時間を要してしまうと思う。 「好きこそものの得意なり」みたいなことわざとはまるで真逆。 しかし、興味の薄い、受験の為に覚えたものは、受験を終えるとすぐに頭から消えてしまった。 とりあえず大学に通い始めたは良いものの、その2年ほど前から患い始めた鬱病と勉強嫌いが相まって、授業も出たり出なかったり。学校にも行ったり行かなかったり。 俺は元々理科(高校で勉強しなかったので物理ではない)、数学、社会、英語が死ぬほど嫌いだったので、大学に入ってもそれらは殆どスルーしていた。 ある程度興味が沸き、かつ授業という形で無理強いされるような雑学的な授業だと好成績をあげれたり。 成績表は不可か優か秀の両極端で、可みたいな中間が殆ど無かったな。 そんな感じだから、学歴そのものは大学中退、高卒だけど、「国語、数学、理科、社会、英語」等の学そのものは中一レベルで止まってると思う。 と、少し自分の勉強暦みたいなものを振り返ってるうちに、さっきアラーム音に妨害されたストレスが紛れた気がする。 大学の授業について振り返ってみて、今初めて気が付いたのだが、英語に興味を持ち出した今の状態で、授業という形で強制される英語の授業、または英会話教室なんかに通ったら結構素早く吸収出来そうな気がするな。 自分一人でやってると、自分の裁量だけで進めるだけに変にプレッシャーがかかったりで、全くはかどる気配がないし。 現在午前10時49分。
つか、よく俺に「大学通ってた癖に、中卒(または高卒)の俺よりw」みたいな感じで無理やり下に敷こうとしてくる恥ずかしいオッサンいるけど、何のアドバンテージにもなりませんから、それ。 こっちは暦を省けば中卒以下だしね。
今日は午後19時頃に目が醒めた。 寝起きから、タイミングタイミングで隣のカスがドムドム響かせ、ずっとストレス地獄に見舞われている。 現在午後22時14分。 心の中がドロドロしていて気持ち悪い。 こんな最悪な気持ちで26歳を終えるのか・・・ 本当にノイローゼになりそうだ・・・・ 最後の日なのに、何の感慨も得られない。 内にあるのは、怒り、ストレス、生理的嫌悪感だけ。 もう嫌だ・・・
現在午後23時58分。 あと2分で終わってしまう。 両隣のキチガイ共のせいで、本当にグダグダな一日だった。 何の実感も沸いてこない。
現在午後23時59分。 26歳で居られる時間も、わずか1分。
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