リュカの日記

2006年12月27日(水)

現在午前0時10分。
弟の誕生日が終わってしまった。

今朝頭痛薬を飲んだせいか、眠気で頭がボケてしまう。
自分の意識が退行化してしまっているように感じた。
古本屋に漫画を売りに行ってきた。
43冊で4572円になった。
買取価格20パーセントUP期間中だったらしいのだが、それにしても普段より大分高値で売れたと思う。
古本屋を出た俺は、地元の図書館に向かう事にした。
図書館に向かって歩いている途中、自転車に乗ったジジイが俺に向かって突っ込んできた。危うく衝突されるところだった。
その上、そのジジイは自分から俺に突っ込んできた分際で、すれ違い様に俺に向かって「ば、馬鹿!」と言ってきた。
久々にブチギレて、俺は「ああん!!!?」と思いっきり怒鳴り返した。
そのジジイは、ギクシャクとぎこちなく自転車をこぎ去って行った。
さすがにジジイを追いかけて行こうとまではしなかったけど、街中で大声を出したせいか通行人たちにやたら見られて、少しばつが悪かった。
図書館に入る。
大学の課題で論文を書かなければならないので「ニーチェ」の本を探してみる。しかし、「ニーチェ」に関する本が見つからない。
どのみち、今俺が読みかけている本を読み終えるまでは何も読み始められないのだからという事で、結局何も借りないままに図書館を後にした。
さっきのジジイのせいで、とてもイライラとした気持ちになってた。
あのジジイに馬鹿呼ばわりされた事も理不尽で気分が悪いし、DQNみたいに怒鳴り返した自分自身の姿も、そこらの下衆に関連付けられて胸糞悪いしで、色んな意味で最悪な気分だった。
そんな感じでイライラしながら歩いている最中、前方から凄く可愛い美少年が歩いてくるのを見つけてしまった。
サラサラな黒髪で、色も白くて可愛くて、身長もせいぜい145センチくらいで、とても綺麗な少年だった。美少女系美少年といった感じだ。
見た目年齢は12歳くらいだろうけど、タイプの少年だとしたら実際には高校生くらいかもしれないな。
眠気で羞恥心が薄れてしまっていたせいか、普段以上にその少年の事をジロジロ見てしまってた。
「こんな少年と付き合えるなんて夢みたいな事は絶対に起こらないんだろうな」といった風な、よからぬ考えが浮かんでしまった。
頭がボケて、自制心が緩んでいるように感じられた。
まるで、自分が少年を物色している性犯罪者にでもなったような気持ちだ。
その後、「実際にこんな感じの美少年が下衆で腐った奴らに猥褻されたりするんだな」と、とても信じられない気持ちになった。
こんな子がそういう出来事に遭遇するだなんて、どうしても結びつかない。
本当に、「ありえない」という感覚になった。
いつの間にか、先ほどまでのイライラは消し飛んでいて、虚しいような寂しいような気持ちで満たされていた。
その後、母親に頼まれていた郵便物を出しに、郵便局に行ってきた。
郵便物を出した後、俺は王将で昼食を食べ、その後スターバックスでコーヒーを飲み、それから家に帰ってきた。
現在午後14時54分。
眠くて頭がボケボケだ。

さっき街中で美少年を見かけた時、『俺は少年を求める訳にはいかないんだ』という事に対して、強い不満を感じてしまった。
最低だ・・・
自己嫌悪に陥り、欝っぽい感覚になってきた。
今、少し胸が痛くて息苦しい。
その少年は、髪型は違ったけれど、「あひるの空」という漫画に出てくるヨウザンという名前の男の子に似てたと思う。
何だか頭もズキズキ痛んでる。
今朝薬を飲んだはずなのに。


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リュカ

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