リュカの日記

2006年12月19日(火)

タイプの男の子が汚い奴らに陵辱される。
「ありえない、ありえない」「信じたくない、信じたくない」と感じさせる綺麗で可愛い男の子のその存在感が、余計に俺の中にある性欲を強く強く掻き立てる。
本当に、たまらない・・・
そうやって性欲を掻き立てられ続けているうちは、俺の中でその子の魅力は尽きる事がない、という事なのか。
魅力的過ぎて、いくら欲求を浮かべても浮かべ足りないくらいに捉われてしまう。
でも、タイプの男の子に対して、そんな魅力の感じ方は絶対に間違っている!
本当に辛くて、どうしていいか分からない。
こんな状況からの解放を求めて、俺はそういう目に遭わされていない少年の言葉を求めていたのだろう。
そういう目に遭わされるタイプの少年。
つまり、俺に犠牲にされうる側の少年だ。
俺の犠牲者と言っても過言でない。
俺が、自分の持つそういう欲を解放したり肯定したりする事は、俺の犠牲者であるにも関わらず、優しく声をかけてくれたあの子に対する裏切りになる。
そんな風に感じられる。

午前8時過ぎくらいまで起きていたと思う。
俺はまた眠ってしまった。
途中何度も目が醒めた。
今日の授業は1時限目から4時限目まで。
2時限目は必修科目の「西洋美術史」
課題レポートも今日提出しなければならない。
実際、午前9時過ぎとか午前10時過ぎとか、授業に間に合う時間に何度も目を醒ましたりしたのだが。
しかし、俺はそのまま眠り続けてしまった。
結局、今日の授業には何一つ出席出来なかった。
大事なレポートも提出出来ていないままだ。
最終的に、今日は午後16時過ぎ頃に目が醒めた。
中学時代に好きだった子の弟、が出てくる夢を見た。
今日は午後18時から学校でクリスマスパーティーがあるので、それには出席しようと思う。

俺は寝る前、メッセの子と雑談していた。
会話内容も、いつもと同じでありきたりなもの。
メッセの子の知り合いが書いているウェブ日記を俺がメッセの子の携帯に送り(メッセの子の携帯はウェブが止められているので)、メッセの子が「他に何か書かれてませんか?」と言うので、「書かれてないよ」とだけ返事を返し、途中で横になろうと思ったので、俺は携帯の電源を切っておいた。
目が醒めた後携帯の電源を入れてみると、メッセの子から9通メールが着ている事に気づく。
まず一通目に「どうかしたんですか?」と。
途中で会話が途切れたからだ。
続いて、「何かあったんですか?」
「お願い返事して。どうかしたんですか現実から離れちゃう。たくさん聞こえてくる。お願い」
「お願いだから返事して。怖い。耳を潰したくなる。一言くれれば解除されるんです。お願い殺されそう」
「お願い」
「殺される」
「一言だけなぜくれない。まじで死ぬ」
「同じ恐怖見せたい。恨む」
俺は目が醒めた後、メッセの子にメールを送り、それから学校に向かった。
学校のクリスマスパーティーは午後18時から午後21時まで。
俺は午後18時半頃に到着した。少し遅れてしまったせいで、イベントが2つほど既に終わってしまってた。今日行われるイベントは、全部で6つだ。
会場に到着した後、俺は模擬店で売られている食べ物を食べた。ポテトとハッシュポテトとリンゴジュースだ。
その後、会場内で吹奏楽部の演奏を聴いたりしていた。
途中で、メッセの子からメールが入った。
俺は、携帯の電源を切って眠っていたので返事が出来なかった事を説明した。すると、「なんであの時に限って突然電源切った」と言われた。
今日クリスマスパーティーが開かれるので、少しでも疲れを取っておきたくて焦ってたからと説明する。メッセの子がパニックに陥ってるだなんて知らなかった、とも。
「おやすみぐらい言ってほしかったですよ。俺の異常のために俺がリュカさんにとやかく言う資格はないですけど今日は本当に悲惨だった。リュカさんが寝るなんてそんなの俺はわからないですよ。突然連絡が途絶えたら俺はすごい不安になります。そういう時に恐ろしい幻覚が襲ってきて。寝るにしても普通は寝付くまでに時間がかかるから突然連絡が途絶えるなんて事俺は考えられないんですから。まさか電源ごと切ってるなんてこっちも知らないんですもん。メールしてるのに寝るって挨拶もしないで意図的に電源切るなんてありえない。まじで悲惨な目にあった」
「俺は幻聴の言われようによっては現実感がなくなって飛び降りようとする事も改めてわかったしありえない事が起こるんだと信じ込んじゃってA君(メッセの子が同居してる男の子。メッセの子の恋人)まで襲っちゃう事も今日わかった。A君には本当に申し訳ないけど俺とA君はいっしょにいるわけにはいかない。明日病院に行きます。もう長期入院覚悟します」
「リュカさんが謝る事じゃないんですけど今朝リュカさんが俺の中に出てきて眠ってるA君を襲おうとしてました」
「本当に大変だった」など。
クリスマスパーティーのメインイベントであるビンゴ大会が始まった。
先着順に、26人までが好きな賞品を選べるのだ。
俺はビンゴになって、賞品をもらった。
うちの学校では(うちに限らないかもしれないが)、イベント時にはほぼ必ずと言って良いほどにビンゴ大会が行われる。
この大学生活5年間のうち、俺が学校のビンゴ大会で賞品を獲得出来たのは今日が初めてだ。
俺が賞品を選ぶ時、賞品は紙袋に入っていたので中身は分からなかったけど、選んだ後に紙袋を開けてみると、中にはクリスマスキャンドルと、サンタクロースの置物がはいっていた。
メッセの子から色々とメールで責められていたので、モヤモヤしていてあまり嬉しく感じる事は出来なかった。
クリスマスパーティーは、午後20時45分に終わってしまった。予定よりも15分早い。去年はクリスチャンの先生が色々クリスマスについて語って聞かせてくれたりしたのだが、今年は何だかあっさり終わってしまった気がする。
去年のパーティーでは、終了予定時刻より1時間以上延長されたりもしたのだ。
夕方に目が醒めて、授業を受けずにそのままパーティーに参加した事もあってか(また、途中参加だった事もあってか)、何が何だか分からないうちに終わってしまったように感じる。
またメッセの子からメールが着た。
「リュカさんがメールしてこない間俺の所に悪いリュカさんが出てきて悪戯するぞって脅されました。でもリュカさんの安否がわかればそいつはいなくなるんですよ。リュカさんは俺に『この子(A君)を○○(メッセの子の名前)が犯すか俺が犯すか二つに一つ』って脅されました。それなら俺がって寝てるA君をめちゃくちゃに襲いました」
学校からの帰り道を歩きながら、俺はメッセの子に返事を打った。
俺も少しイラっとしてしまって、「はい・・・。でも、生活してるんで俺にも最低限予定とかあるし、24時間体制で○○のために時間空けとくとか無理なんだよ。少しだけでもいいからこっちの生活とか予定とかも尊重してほしい」と返事を返した。
すると、「いつ寝ようが起きようがそれはリュカさんの勝手ですよ。それはわかってます。俺のためにリュカさんが縛られる必要なんてないし俺が言う資格もないっていう事も。だけど今朝は突然電源切ったじゃないですか。その否を俺は訴えてるんですよ。信じられない。こっちは死にかけたかもしれないんだ。リュカさんに言いたいことはいっぱいある。もう無理です。前から思ってましたよ。たとえリュカさんに好きな人が出来てもリュカさんは100%を尽くす事はできない人だって。どこかに甘えがあるんですよ。もう・・・」
そこからメッセの子からのメールは途絶えた。
俺は帰りに地元のスターバックスに寄ってコーヒーを注文した。
飲み終えてから、家に帰った。
帰ってからしばらくすると(最後のメールから2時間後くらい)、またメッセの子からメールが着た。
「色々気を使わせてすいませんでした。今日はたまたま俺の精神具合が悪かったんです」と謝ってくれたので、また普通に話せる事になった。
一時は、「もう二度と話したくもない」みたいな感じで、縁を切られるかもしれないとも思ったけど。
現在午後23時54分。


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