リュカの日記

2005年08月17日(水)

俺は、大事な物だと解っていながら、意図して捨てていくような人間だ。
解っていながら、後悔する事になる事も知っていながら、それでも受け取りたくなかったりが殆どだ。
色々なものをないがしろにしてきた気がする。
何を大事にしていこう、とか考えていた。
人生って何だろうな。仮に何かを納得しても、物語のようにそこで終わってくれる訳でもなし。そのままズルズル続いていく。
いつまで生きていけばいいのか、そこまで『生きたい』が続くのだろうか。
なんか今、割かし余裕がある時に浮かびそうな事を考えていたと思う。
社会に出たり働いたりも、否定すべきものを肯定してるかのようで抵抗が出る。俺にとっての特別な存在を犠牲にしてる一要素だし。
でも、俺はその特別な存在を大事に感じる事が出来なくなってる。
どうなんだろうな、と。

俺の方から声をかけて知り合ったのに、その子の方が俺の事を引き止めるような形になってしまって、凄く申し訳ない気分だ・・
「今日を最後にするつもりでした」と言われたのに、それも無視して「しばらくお別れします」となってしまった。
向こうは最後のつもりだったのに、せめて今日くらいちゃんと話してるべきだったな、と後ろめたくなってきた・・
でも、どうせまたすぐにイライラしてないがしろにしてしまうのも予想できる。
自分は相手が居なくなってる時のみ、思い入れが強くなる性格なのか。
思い入れといっても、そういう目に合わされてる以上恋愛的なものは持てなくて、あくまで人情的なものだけど。

今日は午前11時頃に目が覚めた。
自分は絶対、どんな事があっても好きな子に対する感情は失わないし見捨てもしない、と信じていたので、色々とショックだ。
感情が薄れていったり、関わりたくなくなったり・・
もちろん、そう信じていた当時は、タイプの子が性的に虐待されるなんて全く想定範囲には入っていなかったのだけれど。

右上奥歯の横に、新しい歯が生え始めてきたようで、頭の部分だけが突き出している。「親知らず」というものらしい。
数年前に一本、親知らずが生えてきた記憶があるのだが、次の歯が生えるのにこんなに時間差が出るものなんだな。

今日は部屋でサムスピをやったりして過ごした。
緋雨閑丸は、本当にタイプの少年のイメージにしっくりと当てはまる。
中学の時は、好きな後輩に重ねたりしていたと思う。
ショタコン親父とか最低な奴らさえいなければ、ああいう少年は本当に、ただ綺麗で美しく特別な存在に感じられていたのに、と。
その存在そのものは凄く尊いものなのに、外部の汚い奴らのために価値を落とすというか最低な事になってしまう・・
汚い奴らの存在のために、綺麗さや尊さを感じられなくなってしまう。

感情の方であの子やメッセの子について考えていて、もう嫌になってくる。
虚しい・・
悲しいというか悔しいというか、何でこんな事になったんだろう、、と。
俺の意思じゃ受け入れたりできないのにと、その子の想いが痛く感じる・・
どうにもならないのに、と。

田舎に行った時携帯で撮ってきた写真。

アニメ「るろうに剣心」のエンディング曲 Bonnie Pink「It's gonna rain!」の、雨が降ってる町並みが出てくる場面にそっくりな町だと、自分では思う。京都も近いし。


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リュカ

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