リュカの日記

2005年08月03日(水)

メッセの子からは、午前0時を過ぎてから連絡が来た。
とりあえず、殴られる事もなく金を渡して帰ってこれたらしい。
安心した。

今日メッセの子の携帯に電話を入れなければならなかったのだが、帰ってきてから「声変わりしてました?」と言われた。
1.2ヶ月ほど前に精通して、それで声が変わったかもしれないとの事だった。
精通したというのも初めて聞いた。
その子は17歳になってもずっと出ないで来たのに、それが精通してしまって、やはり「とんでもない事なんだ・・」と思うべきなのだろうか。
これから自分の身体が変化していくのか、と少し不安になってるみたいだ。

普段、自分の脳内に引きこもって、その世界観だけを感じてるような状態なのに、
昨日、変なヤンキーと電話で話したりで、現実のリアルさに触れた感じだ。
形はどうあれ、あれだけ長い時間誰かと口で話すのも本当に久しぶりなのだ。
何の法則もなく、「こうなってるから大丈夫なんだ」みたいな希望的観測も持てない、リアルで無機質な世界だけが多数存在しているんだよなというか、そういえば外界の世界はこんな感じだったな、というか。
何を認めていけば良いのか、人生が虚しくてしょうがない・・
追い込み口調のヤンキーと話した、というのも自分的に結構ショックだったのかな。数時間経った今でも、ショックが後を引き続けているように思う。
ため息が出るな。

ふと、「もし薄れる事を諦めきって、強く悩む事も無くなってしまえば、これから先、俺は何をしてけば良いんだろう」という漠然とした不安が出てくる。

午後20時40分頃に目が覚めた。
携帯に、昨日の奴から15件ほど着信が来ていた。
留守電も入っているようだが、もちろん聞いていない。
昨日、メッセの子に金だけ渡して一人で行かせた(見捨てた)という事になったので、それが気に食わず今度は俺の方に執着し出したらしい。
やたら俺に会いたがっているとの事。
放置しとくしかないな。

モヤモヤしてキツイ・・
考えなければならない事も色々あるのに、俺は考える事を避けている。
あの子の話を聞いた後でも、「あの子はどういう風に想っていたのか」といった、欝とは別の恋愛云々についてはまるで考える事を避けてきた。それが、今少し自覚された感じだ。
コーヒーでもガブ飲みして落ち着くか・・
で、結局また考える事を避けてしまう。
絶望的な状況なのに、恋愛についての事を考えるのも不謹慎だ、と自分に言い訳してるような状態だ。でも、多分考えない・・
道徳的には守れていても、その子の想いを踏みにじるとか、恋愛的には酷い仕打ちをしてきたので、あまりそれについて考えたくないというのが意識にある。
それはそれで凄く後ろめたくなってくる・・
だから、道徳的にどうなのかだけを考えて、恋愛的にどうなのかと考える事を避けている。踏みにじったんだ・・と、考えるだけで欝とは違ったキツさが出てくる。

薄っぺらい方向へと、自分の変化に流されていく。
それが今の現状だ。


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リュカ

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