リュカの日記

2003年05月13日(火)

午前5時ごろに眠りについた。
寝る前に親父が俺に手紙を渡してきた。
親父が俺に手紙を書いたのは今回で2度目だ。
内容は「ゲームばかりしているのは本当に時間を無駄にしている。後3年で社会に出なければならないからやりたい事を見つけなくてはならない。自分から周りに積極的に話しかけて友達を作らなければならない。俺はたとえ自分が我慢してでも他人を楽しませてあげる人間だ。お前もそうならなければならない」といった感じだった。
今の俺の状況ではとても自分に当てはめてジーンとくるような言葉ではなく、なんだか薄っぺらな感じがした。なんせ状況が状況だからな。
他の人間ならこの手紙を読んで感動したりするのだろうか。

10時頃に目が覚めた。俺が自分のPC用に使っているノートで、ルーターを取り付けてくれた業者が分かりやすく図に描いてくれたページが破られていた。
母親に問いただしてみると「私が使った」と言われた。
「ページは?」と聞くと「やぶった」と言われた。
「やぶったページどこやった?」と聞くと「捨てた」と言われた。
なんで破る必要があるのか、なんで捨てる必要があるのか、しかも自分で勝手に使ったくせに。
他人のノートを勝手に使って勝手に破って勝手に捨てるとは何て自己中な奴だ。とても腹が立った。
それで母親に怒鳴ってみると「ごめんねぇ〜」と、とても憎々しげに嫌味ったらしく謝られた。さらに俺の事をキッと睨みつけてきた。まるで反省が感じられない。
「なんやその謝り方は」と言うと「謝ったやろうが」と逆ギレされた。
「なんでそんな嫌味ったらしい謝り方するんや?」と聞くと「ごめんねぇ〜」とまた嫌味ったらしい言い方で謝られた。そしてさらに憎々しげに俺を睨みつけてきた。
「ふざけんな!」と怒鳴って母親の背中を裏手でパーンと叩いた。
「痛ったぁ〜」と言ってまた睨みつけてきた。母親を殴ったのは8年ぶりくらいだな。
学校へ行く途中もまだイライラが収まらなかった。どうせならグーで殴りつけてやればよかったと思った。
2時限目の授業を遅刻して受けた。眠かったので授業中ずっと机に突っ伏していた。
3時限目の授業は美術に関する授業だった。
美術関係の授業では、よく少年愛について語られることが多い。
欲求不満を感じていたので少し気分が沈んだ。
4時限目の授業がある教室に行ってみると先生も生徒も誰もいなかった。
休講かな、と思って掲示板を見に行ってみると、教室が変更されていることが分かった。
面倒になったので4時限目の授業をサボってそのまま家に帰った。
俺は未だに今年の火曜の4時限目の授業をサボってばかりで一度も受けたことがない。
少しヤバイかもしれないな。

今、日記を書いた後でもまだ母親のやった事が許せなかったので文句を言いに行った。今度は母親もちゃんと反省している様子だった。
「破って捨てた後で〜のノートだと気づいた」と言ってきた。
「本当に私が悪かった」と言ってきた。
それでもまだ怒りが収まらない。ムカついたのでドアを思いっきり殴った。


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リュカ

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