もやもやした気持ちが覚めず、暗い部屋の中、うつむいたまま ぼうっとしながら、ナイフを手首に軽く押し付けた。けれど、何もかわりゃしない。 首に押し当てた。ナイフの刃の冷たさが、心地よかった。 煙草に火をつけ、ため息のように、煙を吐き出す。 さて、行こうか…