囁き
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2004年03月21日(日) 家と名前

 苗字って、基本的には変わらないじゃない?特に、男は。僕は、変わるかもしれない。

 母方の名前が絶えるんだ。僕が、継がない限りはね。一応、小さながらも数百年続いてきた本家。本当は、家業である医者も継がなきゃいけないんだろうけどね。少なくとも、それを継ぐ気はない。継ぐとしても、名前だけ。墓の世話やらなんやらくらいのもんだよ。まぁ、継ぐのは、まだ100%そうなるってわけじゃないんだけど。
 僕としては、構わないって思ってる。昔からいわれてたしね。勿論、僕が考えてる以上に、色々面倒くさいこともあるだろうけど。僕が継いで続くんなら、それでもいいって思う。少なくとも、継がないで、その恐怖をずっともち続けているよりは、それでもいいってね。本当は、大学入る前にしたかった。けど、こればっかりは、ね。僕だけの話だけではないんだから。
 彼女も、その話を知ってる。継いだときは、結婚も考えなきゃいけないんだろうけど・・・彼女は、その気はない。離れたくないとはいってくれてるけどね。誰であれ、そう言う関係になる気はない。それは、知っている。
 僕だって、全く結婚願望がないわけじゃない。いつかはすると思う。暫くはいらないけど。『結婚式には呼んでね』ていう冗談を、たまに言い合ってる。
 向こうがどうなのか、聞いて見たくなった。っていうのも、その話が家族の中で、真剣な話で出たから。向こうは、どうするのか。
 する気はないんだろうね。けど、離れたくないって。そこまで真剣に話す気はなかったんだけどね。黙りこくっちまった。そうなったら、離れるのかなって。逢えなくなっちゃうのかなっていいながら。
 ・・・どうなんだろうね?そうなったときに、ぼくらはどうなんだろう?ってか、そうなったときには、僕には誰か大切な人がいるっていうことなのかな。先のこと・・・しかも、完全に継ぐって話になったわけじゃないんだ。けど、僕にはその意思があるのも、事実。
 家のこと、名前のこと・・・そこまで考えるのは、おかしいっていう人もいるよ。それも、そうだと思う。けど、僕にとっては、結構重いことなんだ。長く続いたものを叩き壊すこと。僕よりあとは、知らないよ。例えば結婚して、子供が出来たとき・・・その子供に、この重さを感じさせたくはない。知らせる必要はない。潰れるなら、それでいい。けど、僕がそれを出来るかって言うと・・・ね。おかしな話だとは、自分でも思うよ。

 もし、その先の別れが嫌で、今、離れてしまうなら・・・嫌だな。そうなると決まったわけじゃないから。もし、そうなったときにいわれたら・・・僕は、どうするんだろう?


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