囁き
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2001年04月30日(月) 昨日の訂正&マジ駄文  〜『輪廻(ショートストーリー)』〜

 昨日の読みなおして・・・全然おかしいじゃねぇか(死)。どこも似てないっての、元カノん時と今回は。かなり気が動転してたのかしらね?(苦笑)振りまわされてもねぇって。ただ、中途半端なところが少しつらいかなってだけで・・・それもたいしたことねぇぞ、うん(死)。

 予備校っすよ・・・マジ、わからん・・・(死)特に月曜日は最悪なのぉっ!頭わやくちゃになっちゃうです・・・(涙)こんなんで、今年受かるのかねぇ・・・うむ・・・

 だぁう、眠いんだけど、眠れない・・・明日、早いのにね・・・


『輪廻』
『 眩しい光が目を焼く。巨大な重量を持つ何かが肉薄する。ブレーキを踏む音。小さな身体が、空を舞う。咥えていた魚が、飛ぶ。悲鳴。過去をゆっくりと振り返る。交錯・・・

 目を覚ます。
 巨大なトラックが自分めがけて突き進んでいく音。夢だとわかっていても、気分のいいものではなかった。しかし、夢の中の彼はネコだった。彼じゃない。
 汗でべとついている不快感を押し殺し、起きあがる。今日はなにか用があっただろうか・・・
「やばいっ!!」
 時間を確認する。待ち合わせの時間には、まだもう少しある。急げば遅刻することもないだろう。彼は夢のことを忘れ、急いで身支度を整えた。
 おかげで、なんとか時間には間に合ったようだ。とはいえ、待ち人は既に来ていたのだが・・・遅刻しているわけではないのだが、遅れた事を詫びる。相手は、笑いながら許してくれる。
 その笑顔が、好きだった。向こうはどう思ってくれているかはわからないけれど・・・今日は、二人きり。出来るならば、彼女の心を確かめたかった。
 それから数時間は、夢のようだった。愛している人と二人きりの世界。余計な邪魔者はいない。いるのは、無数にたむろする他人だけ。彼女の笑顔は彼だけに向けられ、彼の笑顔も、もちろん彼女だけに向けられていた。しかし、時間は流れるもの。彼女と彼は、常に一緒にいられるというわけではない。
「ねぇ」
 帰り際、彼女が振り返る。
「今日・・・楽しかった。また・・・一緒に遊んでくれる?」
 聞くまでもない。こっちから頼みたいこと。
 首を振る彼に、彼女は嬉しそうに微笑んだ。彼が、一番好きな彼女の表情。
「ありがとう・・・」
 そして、彼女の顔がゆっくりと近づき、唇が触れ合う・・・

 目を覚ます。
 苦笑。一体なんの夢を見ているのだろうか。僅かに自分が情けなくなる。夢の中で夢を見て、そして、彼女・・・
「あるわけないもんな」
 呟く彼の言葉には、少しの寂しさが含まれていた。再び眠りについて、夢の続きを見たいとも思ったが、残念ながら、時間がそれを許さない。いつものように身支度を整え、いつものようにやるべきところに、やるべきものをやりに行く。
 変わらない日常。彼は顔をしかめた。しかし、それを放棄するわけにはいかない。
 家を出たところで、携帯がなる。親友からだった。酷く疲れた声をしている。しかも、なにか口篭っている様子だった。理由を問う彼に、笑いながら友人は答えた。
『もう、どうでもいいんだ・・・』
 携帯が切れる。最後の友人の声は、笑っていた。いや・・・あれは笑いといえるのだろうか!?
 彼は走り出す。友人は、あの場所にいる。
 ビルの下に、人ごみが見える。そのビルの上には、友人の姿。それはゆっくりと倒れ・・・
 彼は叫ぶ。その声も、彼を助ける力などない。
 友人がゆっくりと大地に降り立ち・・・

 目を覚ます。
 夢でよかった・・・彼は呟くと同時に、激しい怒りが込み上げていた。その友人は、そんな奴じゃない。彼は、死を選ぶことなんか・・・
「俺は何を考えてやがる・・・」
 そして、気がつく。
「また、夢・・・?」
 夢の中で何度目覚めただろう?疲れているのだろうか・・・?
 疲れているのかもしれない。日常に魂をすり減らし、切り売りしている。しかし、生きるためには、仕方のないこと・・・
 全てを放棄したくなる。『夢でよかった。』そう呟いたけれど、果たしてそうだろうか?全てが失くなってしまえばいい・・・
 インターホンが鳴る。こんなに朝早くから、一体・・・
 疑問に思いながら扉を開けると、そこには多くの友人達が、手に色々な荷物を持って並んでいた。驚いている彼を見て、皆が笑う。
「たまにはみんなで飯作るのもいいだろ?驚かそうと思ってな、おまえを」
 笑っている友人に、やっと彼は笑顔を浮かべる。久しぶりだ。皆で騒ぎながら・・・

 目を覚ます。
 彼の顔は蒼白だった。一体・・・?
 僕は夢なのか?僕は誰なんだ・・・?
 噛み締めた唇が、鈍い痛みと、血の味を口に広げる。
 彼は、少し心を落ちつける。痛みが、ある。
 一体、今が夢ではないと、誰が言えるのだろう。信じているだけ。僕は、僕の夢を見ていた。けれど、僕は、僕じゃない誰かの夢なのかもしれないんだ。
 再び、彼は不安になる。自分が生きていると、誰が言える?どうすれば、生きているとわかる?
 カッターナイフを取り出し、首筋に触れさせる。冷たい感触が、彼の腕を後押しした。一気に押し込む・・・飛び散る鮮血。冷たさが熱さに変わる。混濁する意識・・・

 目を覚ます。』

 SSって奴ですね。ちょいと書いたもの。こういうのも少しはあるんだよね。文字を書くのは、やっぱり好きだね。色々と案はあるんだけど、それをしっかりとした文章にするのは、まだまだ能力不足みたい。精進せねば・・・趣味だからこそ、精進しちゃる(死)


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