囁き
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2001年04月17日(火) 彼女の話

 彼女との電話が、中途半端なところで終わってしまった。夜、電話をしようと思ったが、親の監視の目が厳しく、アウト。情けないったりゃありゃしねぇ。

 彼女、自分がやるべき事をちゃんとできずに、少し落ち込んでいるようだった。なんで、そんなときに電話すらしてあげることが出来ないんだろうか。僕は、彼女のなんなのだろう・・・
 少しだけ話したこと。向こうは、今の僕に、彼女がいるだけでつらいんじゃないかとかを考えていたという。受験勉強や家族関係の妨げになっているだけじゃないかって。
 眠る前に、彼女がいなくなったことを考えてみた。誰一人、僕の周囲にいないことになる。リスカをしようが何をしようが、心配する奴はいない。行きずりの女を抱こうが、暴れようが、関係ない。
 確かに自由になるだろうね。けど、その自由が、果たして僕をどれだけ動かすのかは、今の僕にはわからない。昔友達に『おまえ、重しがないとどっかに飛んでいっちまいそうだよな』などといわれたことがある。

 そうだね・・・別れたくないよ。当たり前だけど。女々しい奴って言われようとも、やっぱり別れたくはない。本当に、ここまで人を好きになれたのは初めてだと思う。逝ってしまった奴や、思いを告げられなかった『姉』(知らない人に言っておく、そう呼んでるだけで、実際なんの関係もない人)、そんなの、全てを吹っ切らせてくれた奴だ。
 そして、好きな人を今度こそは守りたい。昔、嘘をついてしまったから。アイツ以上に好きになった人を、しっかりと抱き締めて生きていきたい。それは、男として。そして、人として。アイツの代わりなんかじゃない。今の彼女だからこそ、そう思う。

 けれど、今は彼女を苦しめているだけなんじゃないか。守るだのなんだの、そんなこと以前の話だ。一度、話し合ってみる必要があるかもしれないね・・・
 僕が何よりもつらいこと。人につらい思いをさせること。それが好きな人であればあるほど、僕もつらくなる。彼女を好きだからこそ、愛しているからこそ、つらい思いをさせているのなら、考える必要があると思う。向こうから話を切りだされたのなら・・・同意する確率も、低くはない。『つらいから別れよう』なんていわれたら、それをどう拒否出来るんだろう・・・まず、考えなきゃ・・・
 絶対に別れたくないです。けど、貴女に必要があるなら、自分の気持ちくらい押し殺します。それが、最後の愛の証であるという自己満足に浸りながら・・・


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