囁き
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2001年02月24日(土) |
23,24は続きの日記 2 |
昔の僕は、人を愛することが嫌だった。僕には必要がない。資格がない。そんなことを考えていた。過去を考えれば、当然のことだ。そこから救い出してくれたのは、間違いなく『元カノ』。僕から孤独を奪い去ったのは、間違いなく、そう。元カノとの関係は、正しかったのか正しくないのか、それは、今でもわからない。正しい部分もあった。けど、正しくない部分もあったから。 彼女の方も、色々とあったようだ。相談・・・というか、愚痴を聞いてたから、少しは知っているつもりではいる。別れて、失恋とは別の意味で、落ち込んでたのも知ってる(正直、彼氏が僕の友達だったことに、少しの罪悪感と、少しの嫉妬がある。見たこともない、今まで彼女の心にいた男に対してとかとは違う、少し奇妙な感覚・・・)。
過去がある。だから、現在がある。それは、偶然であり、必然なのかな。今までの、自分では許せない、僕の過去。だからこそ、『君』がいる?そうなら、いいな。
時間なんて、過ぎていくもの。普段無駄にしている時間も、大切な時間も、同じスピードで過ぎていく。別れたとき、やっぱり寂しかった。『いつも一緒にいない。それが普通』。知ってるよ?知ってるけど、さ・・・理屈でわかってても、駄目。部屋の無表情さ。染み付いた煙草の匂い。静寂に耐えきれなくて、ギターを弾きつづけてた。少し前まで、側にいたのに・・・何処にいっちゃったんだろ、あの温もりは・・・ただ、寂しい。それ以上でも、それ以下でもないけど、とても大きい。ただ。
寂しい。
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