I.W.O.活動日誌

2010年12月05日(日) 県文連西尾張部芸能大会

今までに、出演者のひとつとしてこの行事に出たことはあったが、
きょうは、開会式前のアトラクションとしての出演となった。
そのおかげで、ステージセッティングの名目もあり、
開場前に40分ほどステージを使って練習することができた。

「大岡越前」のバランスがもっとも難しい問題だったので、
とにかくまずはこれから始めた。
カップミュートトロンボーンがなかなかうまく聞こえない。
2度3度とやり直してるうち、
ミュートをストレートに変えてみるという案が出て、
それでやってもらったら、かなりおもしろい絡みになった。
いい意見が出た。

それから、ホルンの響き具合を確認した。
とても心地よく鳴っていた。
観客が入るともう少しこもって聞こえる恐れはあったが、
聞こえにくくてもどかしいほどには絶対ならないだろう。

きょうの演奏曲目ではなかったが、
昨夜に引き続きソプラノの加藤さんに来ていただき、
歌とバンドのバランスを確認した。
昨夜の講堂で聞いたのよりも、この会場での方が、
楽器の音が少し大きく響くようだ。
「私のおとうさん」の歌が終始明瞭に聞こえるように、
1カ所4小節間だけ、バンドの音を抑えることにした。
・・本番前の短いリハで、別の日の曲を練習するバンドは
珍しいだろうな、と思った。

その後、「ラテン・ポップ・スペシャル」の前半と
「ロコモーション」の最初の方だけ客席で聴いてみて、
予定時刻より10分早く切り上げた。


本番は、これといったミスもなく、無事終了と思ったが、
実際どうだったのかはよくわからない。
私も、記憶は曖昧ながら、変拍子も場面転換も、
間違いがないように、頭の中をフル回転させていたと思う。
ただ、5分前の1ペルと同時に入場したのは早すぎた。
3分前で余裕だったように思う。



ちなみに、、、、、
きょう初めて、この「芸能大会」と呼んでいたイヴェントの
正式名称が、「県文連西尾張部芸能大会」だと知った。
「県文連」とは「愛知県文化連盟」でなくて、
「愛知県文化協会連合会」の略だそうだ。

市の文化協会という言葉はちょいちょい聞いているし、
市吹はその音楽部門に入っているらしいことや、
文化の日近くに毎年出演している「市民音楽祭」は、
文化協会の「市民文化祭」の中の1イヴェントだということは
近年になってやっと私にもわかってきたところである。

要するに、各市町村のこうした趣味のグループが集まって
文化協会ができ、各所町村の文化協会が連合して、
県の文化協会連合会という大組織を作っているらしい。
(あるいは、連合会ができ、それが発展する過程で、
 県文連に加わるために文化協会を組織する、という
 そういう市町村もあったかもしれない)
そして、西尾張部、東尾張部、知多部、西三河部、東三河部の
5つのブロックに分けている。

この市吹での活動も20年を越え、
この「芸能大会」にも3〜4度出演したはずだが、
初めて、この行事の正体に近づいたような気がする。

何か、こんなことに気づくと不思議な気がする。
県民・市民でも、こんな組織の存在を知っている人は、
1%もいないのではないかと思う。
組織内の片隅で活動している私も、
今回初めて、ここまで辿り着いたのだから。。。

ちなみに、、、、、
岐阜県文化協会連合会もあるのかな? と
ググルってみたけれど、ヒットしなかった。


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