| 2005年11月05日(土) |
努力くらいして見せてよ! |
相変わらず囃子の練習でぶいぶいとばすわたし。
他所様では、「基本は鳴り物」なんて所もあるようですが、うちの基本は笛です。 笛を覚えないと、他のやつ(大太鼓と小太鼓)をやらせてもらえないの。 でも、笛を覚えれば逆にこの二つもすぐに覚えられるんだけど。 楽譜のないものなので、耳コピ目コピです。 指揮者もいないので、テンポとかを仕切るのは小太鼓です。
が、どーも今教えてる子達はそれがよくわかってない。 笛を吹きながら、小太鼓を聞いていれば、新たに覚えようとしても、意外にすんなり覚える。 右手左手を適当にやってもいいっていう条件なら、わたしもとりあえずかっこだけはつけられる。 そんなもんだ。 だって、テンポを握っているのは小太鼓なんだもの。 吹きながらきっちり聞いてますよ。 でも、彼女たちはたぶんそんなことをしていないんだろう。 だから、小太鼓の重要性を理解しちゃいないし、耳で聞いて覚えるものを目で見て覚えようとするからついていけない。 こういう伝統芸能ってある程度の基礎を教えたら、そこから先は自分で覚えるものだと思う。 そう、教わるものではない。覚えるものなんだ。 それを、教えてくれないからわからない、教わってないんだからわかんなくて当然でしょ、ってな態度をとる。
はぁ・・・ 努力しなくてもいいよ、結果が出せれば。 でもね、結果が出てないんだもの。 努力くらいしてみてよ! ほんとに努力してたらね、結果くらい出るのよ。 0のものがいきなり100にはならない。 でも、10くらいにはなる。 ゆっくりした子でも1くらいは見えるだろう。 覚えよう、できるようになろう、そういう思いや心構え、態度・・・ そういったものはちゃんと伝わる。 始めたばかり。 できないのは当然。間違えるもの当然。 でも、それにいつまでも甘えてないで。 できないならできるようになって。間違えるなら間違えないようになって。 少なくとも、仕方ないでしょって開き直ったり、わらってごまかしたりするようなことはしないでほしいなぁ。
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