| 2005年07月09日(土) |
同じ同時多発テロだけど・・・ |
7月7日。 今年は珍しく晴れていた。 その日に、イギリス・ロンドンの地下鉄で同時多発テロが起こった。 4年前、2001年9月11日。 この日は、アメリカ・ニューヨークで同時多発テロが起こった。
9・11は日本でも特番を組むくらい連日ニュースで取り上げていたけれど、7・7はそうでもない。 この違いは何だろうと考えてみると、やっぱり、インパクトの差なのだろうかと。
飛行機、しかも個人用の小型プロペラ機なんかじゃなくて、ジャンボジェット機がビルにつっこむ。 それは衝撃的だっただろうと思う。 「これは映画ではありません」なんて注釈がつくほど、現実味がなく、今までのテロの常識(テロに常識を求めるのもどうかと思うが)を覆した。 あまりにも予想からはずれすぎて、なにがなにやら、という状態だったのではないだろうか。
それに比べて、時限式(おそらく)の爆弾を数カ所で爆発させるというのは、テロとしては充分想像できるものだし、爆破されたのが地下鉄というのも、奇想天外というものではない。
もちろん、だからといって、テロが許されるわけではないのだけれど。 思想と言論の自由と、暴力の間にはなんの関係もない。 どんなに崇高な理念であっても、「暴力」によって他者に強要した時点で、その崇高さは色褪せていく。 いかなる理由があっても、暴力による主張に、「正義」など一欠片もない。 抵抗する術を持たない人を巻き込み、遠い場所からあざ笑うかのように傷つける所業は許されないと信じている。
最後に。 Requiem aeternam. Dona eis pacem. テロの犠牲となった方に、どうぞ安息を。
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