2007年03月10日(土)
 

下ばかり見て歩くのを小さい頃に怒られて
下ばかり見て歩く友達に自分を重ねて手を引いた
きみはもう前へ前へ進んでしまって
後姿も 遠く

道はどこまでも続いていて
北にも南にも、きっとどこへでも行けるけど
どこにも進みたくないときはどうすればいいのだろうね

風が吹き荒れて勝手に背中を押して
季節はめぐって
世界はわたしを置いて
それでもどこかへ進んでいく

この道でいいのか分からないまま
もう一歩も、進みたくはないのに
どこかへ
続いているどこかへ





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