汽車は雲と雨を乗せて遠い地へとがたんごとん誰かの声も連れてった冷たい空気と薄い空芽吹く命と色づく世界移り変わる 多分いまごろきみの記憶が始まって次の季節にゆくごとに少しずつ 薄れていって大切なものぽろぽろ落として悲しいことも嬉しかったこともぽろぽろ落として汽車は雲と雨を乗せて遠い地へとがたんごとんぼくの思いも連れてった