2006年11月04日(土)
 

空のラインギリギリをキープしていた橙色の光は
瞬きを繰り返す間に
余韻すら残さぬまま
急激に落下した

シャッターの音すら出せずに
手に取ったカメラは今日も出番のないまま鞄行き

言葉で伝えることがむつかしいから
それなら写真をと
思ったけれど

隣にいることができたらと

暗くなり始めた空の下で
ひとり鼻をすすって。





↑エンピツ投票ボタン

my追加
いつも読みに来てくれてありがとう。
※マイエンピツは告知しないに設定しています。