途中で立ち止まるとどちらが上なのか下なのかとつぜん分からなくなる上も下も南も北も君は、立ち止まることなく進んでいったのにもう追いつけないと知りながらタバコをふかして考えるこの灰が落ちるころにはまた歩きだそう今度は迷わないようゆっくりともうふたりは会えないだろう君はきっと迷いも戻りもしないから